どうも!偏差値47から東大めざすぞーと息巻いて6年間浪人したあげく、どこの大学にも受からなかった管理人のげんじです(。・ω・。)
6年間てすごいよね。小学校卒業できちゃうし医学部や薬学部なんかも行けちゃう。
さすがに6年も浪人すると、もはや受験生というよりは受験勉強をしているニート。
アルバイトをしているなら、受験勉強をしているフリーター。というのが世間の認識なんじゃないかとビクビクしながら勉強を続けていたわけですが、
今では立派に社会人やらせてもらってます(。・ω・。)
今回はこの黒歴史とも言える体験を生かして、なぜ受験に失敗したのか?
社会人になって分かった、僕が当時失敗し続けた原因をみんなと共有していきたいと思います!
受験生および、将来大学受験をする予定のキッズたち、こんな大人になっちゃだめだぞ!
(#・∀・)おこだよ!
その1:効率のいい勉強法をしようとするな
「質」より「量」
効率のいい勉強したいよな!わかる、わかるよその気持ち、俺もできれば最小限の努力で最大の成果を出したいもん。
でもな、それはムリなんだよ。
ネットで調べればあちらこちらで効率のいい勉強方法の解説が出てて、受験生向けの自己啓発っぽい本もたくさん出てて、それ読んでるとなんか自分でもできそう!もう余裕じゃん東大!
ってなるけど、そんなお前らにひと言・・・
いいから今すぐ勉強しろ!
1問でもいいから問題を解き始めろ!
なぜなら・・・
効率のいい勉強は、たくさんの泥臭い・無駄な・長時間かけた勉強の先にやっとできるようになる勉強法だからだ。
時間と労力を惜しみなく捧げない限り、効率のいい勉強は絶対にできない。
「質」より「量」が大切だ。
たくさん無駄なことができるように、勉強時間を確保しろ
”ローマは一日にして成らず”
受験勉強も同じように1日では目標達成できない。
もちろん今の成績で行ける大学受けるなら別よ?
でも、自分の実力よりもワンランクもツーランクも上の大学に行きたいっていう場合は、もはや受験勉強は勉強だけ出来ればいい世界ではないと思ってる。
もっと正確に言うと、勉強だけにフォーカスしても自分の目標を達成できるレベルの勉強ができるようにはならない。
じゃあ勉強以外に他に何が必要か?
それは、自分自身を知り、マネジメントする能力。
僕には決定的にこれが欠けていました。
なぜならば、目先の効率のいい勉強法なんて本に貴重な勉強時間を費やし、分かった気になって、ほとんど勉強をしていなかったから。
だから、6年間浪人しても成績はほとんど伸びず、どこの大学にも受からなかった。
でも社会人になって仕事したり、仕事で必要な資格の勉強をしていて気が付きました。
勉強で大切なのは、勉強を通して、問題を解く時間を通して、
自分がどんな分野が得意なのか、何が苦手なのか、何に興味があって、何にあまり興味が持てないのか、どこで集中力が途切れやすいのか、どんなとき没頭できるのか、集中できる環境はどんなものか、逆にあまり集中できないのはどんな時か、サボりやすいのはどんな時か、逆に毎日継続できることって何なのか、
など、試行錯誤の中でまず自分自身の性質を確実に把握することだと。
人は見えないもの、知らないものについて考えを巡らすことはできませんが、見えたり知っていたりする不都合は改善するための対策を、考えることのできる生き物です。
いつもご飯を食べた後の1時間が眠すぎて勉強にならないなら、その時間帯だけは諦めて休むとか。
英語が苦手だけど数学が好きなら、英語の勉強で行き詰ったら数学やってリフレッシュするとか。
朝散歩してから勉強に取り組むと集中できるなら、それを毎日の日課にするとか。
こうやって常に自分に最適な勉強方法を考え抜くことができれば成績は自然と上がるはずで、そのためには試行錯誤をしている一見無駄と思える時間も必要コストと考えて、勉強する時間をたくさん確保する必要があるのです。
その2:音楽やラジオを聴きながら勉強をするな
音楽とかラジオっていいよね。
なんか集中力あがった気分になるし、ラジオなんて受験生のリスナーが出てきてなんか一緒にやってる感、一体感、みたいな?
でも、それたぶん集中できてないからやめたほがいい(。・ω・。)!
いや、僕もよく聴いてましたよ、好きな曲とかスクールオブロックとか。
確かに楽しかったけど、すごく集中して勉強できたかっていうと、あまり勉強進まないことの方が多かったです。
僕があらゆる科目の中で、音楽やラジオを聴きながら唯一集中できたと感じたのは数学の計算問題だけ。
しかもある程度理解している計算の復習をする意味で計算問題を解くときね。
なにがダメって、歌詞のある音楽とかラジオって、問題文読んだり問題解いた後の解説を読むとき、耳から入る言葉と目から入る言葉が頭の中で混線して、勉強内容がぜんぜん入ってこないんだよね。
だから英語とか国語なんて特に最悪です。
楽しいのは分かるけど、ラジオや音楽は息抜きか数学の計算練習の時間にするのが一番良いと思います。
ちなみに、やる気がイマイチ起きないとき、勉強前に音楽を聴いてリフレッシュしてから音楽を消して勉強に取り組むのはとても有効らしいです!
その3:昼夜逆転生活をするな
これは試験当日にモロに影響します。
僕なんて完全に昼夜逆転で、夕方に起きて朝6時に寝るなんて生活を長らく続けていましたが、
その影響で試験前日は早めに、22時とかに布団に入ってもぜんぜん眠れない。センター試験の日なんて、2日間とも1時間睡眠で挑んだこと一回や二回じゃありません。
そんなときは眠眠打破の強化版を飲んで凌いでたけど、やっぱり苦手科目やってると途端に眠くなって全然集中できないもんね!
睡眠不足でモロに影響を受けるのは集中力らしいので、夜寝て朝起きる規則正しい生活は大事ですよ。
せめて、試験本番の2週間くらい前からは生活を改善していこう(。・ω・。)
最後に:受験はスポーツである
受験っていうのは、学問ではありません。
国語・英語・数学・理科・社会を使ったスポーツ、競技です。
学問というのは、今までに世界に無かった知見を新しく発見するための知的活動ですが、受験勉強は違います。
受験には明確な試験日(本番)があって、それに向けて全国の受験生が学力という能力を競わせ、大学側はその本番での順位で入学させる人を決める。
なので、常に目的指向で考えましょう。
試験本番が学力面でも健康面でも自分史上最高のコンディションになるように、当日から逆算して勉強の計画を立て、模試で進捗確認しながら軌道修正をしていく。
完璧じゃなくてもいいので、少しでもこの理想に近づけるようにチャレンジしてみることが大切です。
これができれば、たとえその年は失敗してしまったとしても、必ず次の挑戦に生きてくるはず。
ぜひ悔いの無いよう、頑張ってください(。・ω・。)
全ての受験生を応援しています!
それではっ!
コメント
コメント一覧 (2件)
初めてのコメントです。私の話をしますと、某旧帝大で過ごすキャンパスライフに憧れて、現役、宅浪、仮面浪人と3回受験して、3回とも不合格でした
。今は元にいた大学を卒業し、業務系アプリケーションのSEとして働き、今はコーディングスキルを磨きたいと考えて、開発エンジニアを目指して、転職活動中の身です。
現役時代は旧帝受験生として論外な点数を取り、勝負出来る土俵にすら立てていませんでした。1浪時代は量が不足してました。大体1日7時間〜8時間勉強してましたが、後2時間必要でした。仮面浪人時代は大学の講義以外の時間はほぼ全て勉強していたので、量に関してはクリア出来ていたものの、方針が起きてる時間は全て勉強、倒れるくらい勉強する、といった具体的な戦略皆無の精神論でした。今から思い返すと新しい問題集に手をつけてばかりだったので、効率は最悪でした。
難関大学であればあるほど、質✖️量で決まると思います。そして、どちらが欠けてもいけない、というのが私の意見です。
失敗を重ねると精神的にもしんどくなり、廃人のように受験に執着してしまったりされる方も悲しい話ですが、いる中で、気持ちを切り替えて、スキルを身につけて、働かれてるのは尊敬に値します。
私自身も仮面浪人失敗後は、反動で、今まで出来なかったアルバイトにのめり込み、大学の勉強は単位が取れる程度にしかして来ませんでした。
その後、社会人になって、プログラミングを始めて経験して、学ぶことの楽しさや達成感に気づきました。
私と似たような境遇を経験されている方もいるのかと思い、思わずコメントを残しました。返信くださるとありがたいです。
断酒なうさん、コメントありがとうございます!
境遇、とても似ていますね。あなたのような方に読んでいただけて、さらにコメントまでいただけるというのはブロガー冥利に尽きます。
難関大の受験が質×量で決まるというのは、私も完全に同意見であります。
最終的には質×量に昇華させることを目指して、まずは回数をこなす中で、常に試行錯誤と継続的な改善をして質を高めていこうというのが私の主張でした。
難関大合格は、質×量で勉強を積み重ねるフェーズが無ければとても難しい事ですよね。
エンジニア職として現場経験があるというのはうらやましい限りです。
プログラミングをして、何かプロダクトを生み出して、それが誰かの役に立ち、ビジネスになるというのは達成感があっていいものですよね。
失敗についてはトーマス・エジソンが良い事を言っていました。
現に、断酒なうさんからこうやってコメントをいただけたのも、私が過去の失敗を糧に(ネタに)記事を書くという次の行動(挑戦)が出来たからだと思います。
失敗は挑戦した証で、かつ今後の糧になるという事であれば、失敗を重ねるのも悪くないもんだと思っています。
転職活動応援しています!