資格は不要だが役に立つ

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どうも、管理人のげんじです(。・ω・。)

今回は資格は不要だけど、資格の勉強自体は役に立つよって話をしていきたいと思います。

ちなみに、ここでいう資格は不要というのは次の場合を除きます。

  • 医師や弁護士など、資格が無ければその職業に就けないと法律で決まっている場合
  • 簿記や医療事務など、受けたい会社の募集条件にその資格を取得していることが挙げられている場合
  • 趣味だから取りたいという場合

これらの場合は、資格をとる目的が明確なので、頑張って勉強してとる必要があるでしょう。

だけど、上の条件以外の場合、例えばプログラマーになりたい人がITパスポートとか基本情報技術者はとった方がいいのか?

みたいな部分に関しては、基本的には不要だけど、その勉強自体は役に立つよという内容で深堀りしていきます。

目次

資格が不要な理由

資格が不要な理由は3つあります(。・ω・。)

  1. 試験独特の文化に合わせるのが時間の無駄
  2. 広く浅い知識しか得られない
  3. 知識をマスターするより知識を使う力の方が大事

試験独特の文化に合わせるのが時間の無駄

試験というのは、その分野の知識を習得しただけでは思うような得点をとることができません。

必ずその試験特有の問題形式や解答の仕方といった、いわゆる試験慣れが必要な部分が必ず出てきます。

例えば、ある英語の試験では、マークシートでのマークの塗り方だったり、文法の選択問題特有の解答の絞り込み方など、実践で使うとしたら到底不要なテクニックをいくつも覚える必要があります。

英語を習得したいのに、英語で正しい解答を見つける方法ばかりを練習している

なんて方も多いのではないでしょうか。

確かに試験問題を解くという経験を通して、英語の知識を身に着けられるという効果も否定はしませんが、英語を使えるようになるという本来の目的を考えた場合、正直遠まわりの効率が悪い方法だと思っています。

英語を習得するのに大切なことは、英語を実際の現場で使う経験です。

私自身も、学生の頃からずっと英語が苦手科目で英作文なんて書けたことがありませんでしたが、

実際に仕事で海外の方とメールをやり取りをするようになってからは、メール文レベルの英作文は書けるようになりました。

英語を話せるようになりたいなら、英語を話す環境に身を置くことが一番だし、読めるようになりたいなら、自分の興味が持てる本を英語で読んでみることが一番。

資格自体がどうしても必要でないのなら、試験問題を解く能力は不要です。

広く浅い知識しか得られない

資格試験のテキストってすごく分厚いものが多くて、体系的に網羅的にその分野の知識がまんべんなく載っていたりします。

が、これって良くも悪くも広く浅いことしか書いていないんですよね。

要は、網羅はされているけど、どの分野もさわりのところしか学べないので、実践で使おうと思ったら何も出来なかったりします。

資格試験で得られるのは、この広く浅い知識をまんべんなく覚えました!という証明だけになります。

知識をマスターするより知識を使う力の方が大事

実務で大事なのは知識をマスターすることではなく、知識を使って成果物を作る能力です。

正直、細かい知識なんてものはGoogleで検索すればいいし、ネットに無ければ本を読みながら使えば良いと思っています。

すでにその分野で何か成果物を作っていて、その上で体系的に学び直してみたいというのは有りだと思いますが、初めて挑戦することであれば、何でもいいのでまずその知識を実践で使ってみるというのが一番大切です。

例を挙げると

プログラマーになりたいなら、簡単でもいいからまずプログラムを書け。という事です。

資格の勉強は森を見るのに有効

資格を取ること自体は不要ですが、資格の勉強自体は役に立つ場合があります。

それは、あなたがその分野の初心者である場合。

初心者というのは、右も左もわかりません。

たとえばあなたが、異業種からIT系の職種へ転職したいと思った場合、漠然とITに対するイメージはあるものの、どんな分野があるかも分からないので、何をやりたいかも分からない。

そんな時に資格試験の参考書は役に立ちます。

なぜなら、IT系の資格試験の参考書には、ITの分野のことが広く浅く網羅的に載っているからです。

情報理論から始まり、コンピュータの構成、システムとは何か、データベース、ネットワーク、ソフトウェア開発手法、テストの方法、などなど一通りのキーワードと簡単な説明が書いてあります。

資格を取る取らないに関わらず、少し勉強してみる。そして興味が沸く分野があれば、それに関わる職種を調べて、その職に必要なスキルを習得していく。

という具合に、資格の参考書は何がやりたいか分からない状態を脱出するための地図として使うのが最適です。

まとめ

何か勉強を始めようと思ったとき、資格を取るってすごく簡単な目標設定になるんだけど、

目的(○○になりたい)と手段(資格を取る)が混同すると時間を浪費してしまいますよって話でした(。・ω・。)

○○になりたいなら、資格って本当に必要?

という問いは大切だと思います。

僕自身、色々な資格や検定に挑戦してきましたが、役に立ったこともあれば、あんなに深追いして何度も挑戦する必要はなかったな・・・と思う事もしばしばありました。

目的指向で、本当に大切なことを見極めるというのは、人生の時間を無駄にしないためにも大切なことだと思います。

長いようで短い人生、一緒に精進していきましょう。

それではっ!

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この記事を書いた人

6浪したり、フリーターだったり、文系なのにガリレオに憧れて物理を独学してみたり、紆余曲折を経て会社員になった、中二病が治らない30代。「やりたいことが分からない」が分からない。いつも「かっこいい!」と感じる何かに突き動かされて多忙な毎日を送る。

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