やりたいことが多過ぎる人ほど、たった1つに熱中しよう【多動力を勘違いすると罠にハマる】

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色々なことに挑戦して、あらゆる分野で活躍できる人材になりたい!
そう思って自分のやりたいことを全部書き出したりなんかしちゃって

それじゃあ手始めに、
プログラミングとWebデザインと簿記と英語の勉強を始めよう!

なんてことをやらかしてしまうと
僕みたいに何一つ結果を出せない人間になってしまうから
要注意だぞって話を今日はしようと思います。

目次

まだ入門編で消耗してるの?

毎日暇で暇で仕方なく、自己研鑽しかやることねぇわ~ ぴえん
っていう人ならまだいいんですわ。

でも、皆さん学校だったり会社だったり、
何かしら本業があって、その傍らで自己研鑽する人が多いと思うんです。

そんな忙しい身の人が、
例えば、プログラミングとWebデザインと簿記と英語の勉強を
時代は多動力だっ! つって、同時並行で進めてしまうと何が起きるか

答えは、どの分野もずっと入門編を抜け出せないまま
数カ月の時が経ちます。 ~完~ ・・・・・・

いや、まさかって思うでしょ?
でも、これは実際に僕がそうだったので実話なんですよ。
これではシンプルに、何も成し遂げないまま人生が終わってしまいますね!(笑)

このとき何が起きていたのか詳しく言いますと、
例えば、仮に毎日3時間、自己研鑽に使える時間を確保できたとしましょう。

そうすると、プログラミングとWebデザインと簿記と英語で45分ずつ
勉強する時間を確保できます。

ここでまず、え、少なくね? ってなります。
45分のうち15分くらいは、前回どこまで進んだのかを
思い出しているうちにあっという間に過ぎてしまいます。

それに、これが毎日ほんとうに3時間ずつ確保出来れば、まだ救いがありますが
残業とかイレギュラーなことが起きるたびに、
勉強にあてられる時間はどんどん減っていきますし

昼休みとかの隙間時間を使うにしても
何から手を付ければいいか迷っているうちに
隙間時間が終了するなんてこともしょっちゅうです。

その結果、プログラミングは最近全然やれてないな~ なんてことが起きたりして
何をやっていたかも忘れてしまうので、
やっと時間が作れたとしても、また入門編をやり直して思い出し

またしばらく間が空いて、時間が作れたらまた入門編をやり直す(・・・以下無限ループ)
って感じに、何度も何度も入門編をやり直す羽目になったりします。

もちろん、僕なんかよりもずっとずっと能力値が高い人なんて五万といらっしゃるので
同時並行でもちゃんと全部結果は出せますという人もいるとは思いますが、

僕のような負のループに陥ってしまいがちな人は、このようないばらの道は、ぜひ避けて通ってほしいと考えております。

1つの分野で80点にすらたどり着かないなら、他の事をやるべきではない

堀江貴文さんは「多動力」について下記のように述べています。

どんな分野でも、80点までは簡単にたどり着けても、100点満点を達成するまでには膨大なコストと時間がかかる。80点まではウサギの速さで駆け抜けても、そこから100点に到達するには亀の歩みになってしまう。

堀江貴文氏「多動力こそが最も重要な能力だ」 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

1つの分野で80点までは比較的簡単にたどり着けるけど
そこから100点にするのはコスパが悪いから
別の分野でまた80点を積み上げればいいじゃんという感じですね。

この話、僕のような要領のあまりよろしくない人間からすると
1つだけ違和感があります。

それは、80点までは簡単にたどり着けるという部分。

いや、まぁ文脈的には80点を100点にするのと比べたら
80点までは比較的簡単という意味でしょうから、
決して間違っているというわけではないのですが、

それを差し引いたとしても、1つの分野で80点を取るって
結構難しくないか? って思うんです。

少なくとも、プログラミングとWebデザインと簿記と英語なんていう
4分野同時並行なんてやり方では、1つも80点にできないまま終わってしまうよなと。

そう思って読み進めると、ちゃんと書いてありました。

1度深くまでハマり、あっさりと次へ移る。これからの時代は、そうやって80点取れるものをいくつももっている人が強い。

堀江貴文氏「多動力こそが最も重要な能力だ」 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

「多動力」の大前提は、「1度深くまでハマること」なんですね!

1つの分野で80点を取る前に、いくつもの分野をハシゴしている場合ではなかったのです。
やらかしました(笑)

やりたいことが多過ぎても、たった1つに熱中する方法

同時ではなく、1分野ずつ、
ちゃんと熱中して掘り下げた後に、また次の分野に挑戦していく。

そうすれば、毎日確保できる自己研鑽の時間を
すべてその1つの分野に使えるし

昼休みなどの隙間時間も、何を勉強するべきか迷わなくなるので
有意義に活用できるようになりますね。

ただ、そうは言っても、
どうしても今やっている分野以外も気になる!

1つにはとても絞れない!
という人もいることでしょう。

分かります。
その焦る気持ち、痛いほど。

ネットで目立ってるすごい人達って、とても多才で
色んな分野で活躍している人が多いし、知識も幅広く豊富だったりするので

自分もそんな風になりたいって、思ってしまうと
色々同時にやって自分に足りないものを一気に埋めたくなっちゃうんですよね。

でも、それで実際に複数を同時にやっちゃうと
僕と同じように、気が付いたら全部中途半端になってしまった! 絶望した!
ってなるので、これを回避する方法を1つ提案させていただきます。

それは、期間と目標を決めてから取り組むという事です。

期間と目標だけ決めて取り組めばいい

例えば、プログラミングとWebデザインと簿記と英語を1年間やりたいなら

最初の3カ月はプログラミングでアプリを1つ作る
次の3ヵ月はWebデザインを勉強してWebサイトを1つ構築する
また次の3カ月は簿記で3級をとる
また次の3カ月は英語でメールのやり取りを出来るようになる

みたいに明確な期間と目標を決めて取り組もうという事です。

こうすれば、全部何となく1年通して同時並行でやるよりも
明確に実績を積み上げていくことが出来るし
それぞれの期間では常に1つの事だけに熱中している状況を作ることが出来ます。

また、もし仮にやりたいこと、興味があることが10個くらいあって
何が自分に合ってるのか分からない、全部試したい! ということであれば

最初の3カ月を10等分して、順番に1つずつ試していく期間とかにして、
次の3カ月で、その中で一番気に入った事に挑戦してみても面白いかもしれません。

いずれにしても、何故自分が今それをやっているのか?
お試しでやっているだけなのか?
何か結果を出したくてやっているのか?

そういった目的はいつも意識して挑戦をしないと
どこにもたどり着かないまま人生が終わってしまうので、気を付けないとですね!

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この記事を書いた人

6浪したり、フリーターだったり、文系なのにガリレオに憧れて物理を独学してみたり、紆余曲折を経て会社員になった、中二病が治らない30代。「やりたいことが分からない」が分からない。いつも「かっこいい!」と感じる何かに突き動かされて多忙な毎日を送る。

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