高卒フリーターがITエンジニアとして就職に成功した結果、エンジニアになれなかった話

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前回までのあらすじ

  1. 東大目指して6浪、落ち続けた結果、進学を諦めて就職を決意するが、やりたいことが決まらず1年経過
  2. 高卒で研究職かエンジニアになろうとするが、学歴の壁にやられる
  3. お金持ちになってアーリー・リタイヤすることを目標に、ITの勉強を初めてエンジニアとして派遣会社に採用される

エンジニアとして採用されて5年が経ったけど、

エンジニアにはなれなかった。

1年以上かけて、自分の進むべき道が分からず、迷って

やっと見つけた人生の目標

そんな目標を実現するために勉強して

脱フリーターに無事成功して

いよいよエンジニア人生始まるか!

というところで、始まらなかった。

始まらんのかーい!

目次

エンジニアになれなかった理由

エンジニア系の派遣会社に、自分と同じく未経験で入った人の中でも

スムーズにエンジニア人生をスタートできる人もいれば

私と同じように、非エンジニア職に派遣されて

中にはそのまま会社を去っていく人もいた。

やっぱり技術系の派遣となると

お客さんが求めてるのは即戦力な人材

普通に考えれば、技術力に期待して派遣を要請したのに

未経験の素人が来たらがっかりだもんね!!

そういう意味では、最初の実績作りが一番ハードルが高いところなのかなと思う。

どこの世界でも0から1への移行が一番難しい

そして私はこの一番最初の0→1のフェーズで見事に失敗した。

もし私と同じように未経験で、

エンジニアになろうと頑張っている人がこのブログを見ていたら、

私と同じ失敗はしないように踏みとどまってほしい

結論から言うと、

私の失敗の原因はエンジニアになるという覚悟が足りなかったことがすべてだ。

確かにエンジニアを希望している私に非エンジニア職を紹介したのは会社だが

その紹介にOKを出したのも自分だし、

当時はある程度それで満足していた。

正社員採用を見越しているとはいえ、

入社時点では契約社員だったし、案件が決まらなければ転勤の可能性もある。

とある事情で転勤は難しい身だったし、

となるとせっかく決まった就職も契約更新されずに終わることも考えられる。

技術力がない事からくる遠慮とか、

そもそもパソコンを使った仕事をしたことが無く、何もかも初めてという状況。

プログラミングはちょっと入り口をかじっている程度だし、

現場の空気感なんて皆目見当もつかない。

スキルに自信がない事と、

そこからくる、はやく会社に貢献したいという焦りから

はじめの一歩でエンジニアになることを保留してしまった。

なにがなんでもエンジニアになってやるという覚悟の欠落。

それが私が就職して5年が経った今でもエンジニアになることが出来ていない原因だ。

流石に仕事飽きてきた

とはいえ、非エンジニア職といえども初めは楽しかった。

ずっと肉体労働系のアルバイトをしてきた自分にとっては、

オフィスでパソコンをカタカタやってお金がもらえるとか信じられない世界

雨風に打たれることもないし、空調が効いているので寒暖差も少ない

環境としては最高だ。

Excelを覚えたり、パワーポイントでプレゼンしたり、海外出張をしてみたり

ちゃんとビジネスマンやってる俺SUGEEEEE状態。

元フリーターにはなかなか刺激的な毎日で楽しかった。

でも、5年もやると流石に飽きる

はじめは非日常だったことも、

同じような仕事を続けていれば日常になるし

だいたいのことは分かってくる(働き方改革とか上がらない手取りも俺のやる気を奪っていく)

はじめは資料ひとつ作るにしても、

なんも考えずにガーーーって作って

俺、仕事やってるぅーーーーーーってなったもんだけど、

いま同じ仕事をやりながら思うのは、

この資料作成をしたところで、会社の売り上げにどれだけ貢献出来ているのだろうか

っていう身もふたもないこと。

派遣の身なので、厳密には、自分の所属会社には派遣先の時給労働で

十分に売り上げに貢献はしているのだけど、

私は派遣先の売り上げにどれだけ貢献している仕事なんだろうということが気になってしまう。

要は、本当に意味があることしかやりたくない病だ。

自社にも顧客にもWin-Winでありたいという考え。

それ自体は素晴らしいはずなのだけど、

この病はけっこう厄介なもので、

どんなに仕事をしていても、仕事のための仕事な気がして情熱が保てない。

どんなに仕事をこなしても、達成感は得られず、

たとえ目標を達成しても感動は薄い。

ちなみにこの仕事やる気なくなっちゃった現象は、最近ある気づきがあって改善しつつあるので、今後ブログで紹介するかもです。

やっぱりエンジニアになりたい

やっぱり何かプロダクトを作りたい。

って思う。

つまらない業務の唯一の息抜き、兼、業務効率化の手段として

VBAを使ってプログラミングをすることがある。

それをやっていて思うのは、

やっぱりエンジニアやってみたいなぁということ。

エンジニアとしてやるプログラミングはそれ自体が商品だったり、

サービスだったりを作る行為なので、

会社に貢献している実感が得られやすい。

何より、ちょっとした業務改善として、自分のためだけにVBAを書いていても

ちゃんと動いた時の感動はなかなか大きい。

プログラミングそれ自体が楽しいのだ。

ぜひ仕事にしたい。

たとえ23時まで残業しても、残業の内容がプログラミングの日は

まったく苦にならない。(自分でも驚いた)

事務作業が終わらずに残業になる日はとても疲弊するというのに・・・。

やっぱり好きは強いなぁと思う。

今まではプロゲートとかドットインストールとか少しやっていて

お金稼ぎじゃなくて、趣味でやれればいいかなーー

ぐらいに考えていたけど。

ちょっと本気でプログラマー目指してみようかなと思います。

ゆくゆくは、フリーランスエンジニアになって、このブログと2足のわらじで稼げるようになって

脱サラすることがいま一番の目標。

その先ではちゃんとお金の勉強もして、

事業収入を投資して、アーリー・リタイヤを目指したいと思います。

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この記事を書いた人

6浪したり、フリーターだったり、文系なのにガリレオに憧れて物理を独学してみたり、紆余曲折を経て会社員になった、中二病が治らない30代。「やりたいことが分からない」が分からない。いつも「かっこいい!」と感じる何かに突き動かされて多忙な毎日を送る。

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