自分は本番にはめっぽう弱いタイプだぞっていう人! はーい!!!
本番ってこわいよね。どんだけ頑張って練習してもそのたった一回で実力を出せなかったら
\(^o^)/オワタ
だもんね!
たった一回でやばくない!? たとえば練習で10回中7回上手くいっても、残りの上手くいかない3回が本番にあたってしまったら…。なんて考えると不安で不安で夜も眠れないってなもんですよ!
もう完全に確率論。ギャンブル。運ゲーでしょ。。
そんな感じでわたくしげんじも例に漏れることなく、部活の大会とか学校のテストとか受験とか社会人になって人前でプレゼンしたりする、所謂本番というイベントでは毎度毎度 心臓をドッキドキさせながら、返り討ちにあって来たのだ。←
でもな、俺気づいちまったんだよな。
ただ我武者羅に勉強したり、練習するだけではダメなんだって。
本番で実力を発揮するには、本番での再現性を第一に意識して準備することが重要なんだってことによ。
それはなんとなくわかるけど、じゃあどうやんの?
とか思ってるそこの君ぃ! いいね!いい質問だ。
じゃあ今日は「再現性を第一に意識して準備する」を具体的にどうやんの!? っていうところを掘り下げて解説していこうと思うのであるっ!
そもそも再現性が高い状態ってどんな状態?
それはずばり、いつでも ①同じ事を ②同じ手順で ③同じようにアウトプットできる状態 のこと!
まぁそうだよね! いつでも同じ事を同じ手順で同じようにアウトプットできれば本番もなんだかイケそうな気がしてくるでしょ!?
例えば、学校のテストだって ①勉強したのと同じ問題が本番で出て ②解き方の手順を明確に覚えていて ③勉強したとおりに解く っていうのが本番でできれば得点できないわけがないのだ。
なので、練習は何のためにするかっていうと、同じ事を同じ手順で同じようにアウトプットできるようになるためにやるのです!
聞いてると当たり前のように聞こえるかもしれないけど、意外とここをちゃんと意識できてないって人は多いんじゃないかな? 少なくともわたしは今まであまり明確に意識できていなかったのですよ。
で、同じ事を同じ手順で同じようにアウトプットの中で実は圧倒的に重要な部分が一つだけあります。
それは同じ手順でという部分。
なぜ手順を統一することが圧倒的に重要なのか? については次で解説していこうと思う。
手順を統一することが圧倒的に重要な理由
手順、つまりプロセスを統一するこってすっっごく大事!
なぜか? 理由は3つある。
- 手順が同じだとその行為を無意識化しやすくなる
- 手順を統一することでアウトプット質のバラツキが減る
- 改善ポイントが明確になる
一個ずつ解説しよう!
まずは一つ目の「手順が同じだとその行為を無意識化しやすくなる」について
これはまぁ、わかるよね?
毎朝の習慣!歯磨きを例にすると、歯磨きをするための手順は
歯ブラシに歯磨き粉をつける ⇒ 歯を磨く ⇒ 終わったらお水で口をすすぐ
で統一してるはず! で、毎日毎日この手順でやるからやってるうちに無意識で、いちいち順番を考えることもなく歯磨きという毎朝のミッションを完遂できるようになるってこと。
これが毎回やり方変わるようだと中々覚えらんなくて大変ってわけです。
じゃあ二つ目!「手順を統一することでアウトプットの質のバラツキが減る」について
これは野球で例えるならば、同じバッティングフォームで毎回バットを振るとか、同じ投球フォームでボールを投げるようにするとかっていう事ですな。
実はわたし中学生の頃、野球をやってたんだけども当時はまったく活躍とかできなかったんだよね。
もちろんちょっと速いボールとか投げられると全然打てないわけで…。
バッティングセンターに行っても120 km/h のボールとか全然手も足も出ない状態。
社会人になってからも時々バッティングセンター行くんだけど、やっぱり大人になったからって打てるもんでもないんだよね~。悔しいです!!
でもそんなわたくしげんじさん、ある日からある事を実践して 150 km/h のボールすら打てるようになったのです。それもたまたまとかではなく、ある程度安定して。
そのある事がまさに、ボールが投げだされるまでの待ち方から、タイミングの取り方、テイクバックしてバットを振りだすまでの手順、振り出すバットの角度を毎回できるだけ同じようにする。要するにバッティングフォームを統一するってことです。
もちろんたくさん練習したわけでないから、プロのように完全に同じ動作ができているわけではないんだけど。
それでもちょこっと意識しただけで 150 km/h のボールすら打てるようになった。
手順の統一がいかにアウトプットの質の向上と安定化に影響するか、身をもって実感した瞬間でした。
最後!三つ目の「改善ポイントが明確になる」について
二つ目では同じ手順でやれば同じようなアウトプットになるといいました。
てことはですよ。逆に考えるとですね。手順を変えればアウトプットも変わるということにもなるのです。
で、ここで考えてほしいのが、もし手順が毎回バラバラだったらどうなっているか?
そう、まさに中学の頃野球をやっていたわたしのように!
毎回バラバラの一定しないフォームでバットを振っていたわたしは、練習でたまに打てることもありましたが、打てないこともありました。結果が安定しないのです。
結果が安定しないとどうなるか?
色々と自分なりに考えて打ち方を変えてみたとしても、土台となる身体の使い方の方がバラバラなので、同じように打てたり打てなかったりして、良くなったのか悪くなったのかよくわからないという状態に陥ります。
これではいくら練習したとしても一向に上達できないよね!
でもでも、これがもし毎回同じフォームでバットを振ることを意識していたらどうなるか?
なんと!
毎回安定した結果が出るようになるので、フォームをどう変えたら打てるようになっただとか、逆に打てなくなっただとか、自分の試行錯誤がどんな結果に結びついたかが明確にわかるようになるのです!!
つまりは、手順を統一することで、いったいどれが本当に改善に結びつく行動なのか? がわかるようになるという事なのだっ(●`・ω・´●)ドヤぁ
再現性を意識して練習する!の活用事例~話し下手な私が弁論大会で優勝した話
学生時代から社会人に至るまで、大勢ので話すことは避けて避けてとにかく避け続けてきた私も、ついにスポットライトで照らされる日が来てしまいました。
まぁなんていうか、ノリで引き受けてしまったんです。弁論大会の参加を←
やりたくないなぁ~orz
という自分もいましたが、バッティングセンターでの成功体験があった私は、なんとなく同じようにやればイケるんじゃないか!? という勝算もわずかにあったのです。
わたしが参加した弁論大会のルールはテーマフリーで、6分間お話しするというもの。
原稿を考えて、その原稿をもとに6分間 弁論をします。
評価基準は内容だけでなく、抑揚を適切につけて話してるか? だとか、
身振り手振りをちゃんと使えてるか? だとかなので、まぁ色々と総合的にみられてるんだな~って感じでした。
でもこれって同じ事を同じ手順で同じようにアウトプットとすごく親和性が高いよね!
フリートークせよ!とか言われたら、話し下手なわたしには到底荷が重すぎるってなもんですが、今回求められるのは歌を覚えて歌うのと同じ!
そう、原稿(歌詞)を覚えて、弁論する(歌う)だけ!
となれば練習でやることはシンプル。
原稿の暗記は最低限やるとして、どの部分をどんな声の高さで、どんな声の質で、どれくらいの声量で、どれくらい緩急をつけて、どんな感情を込めて弁ずるのかを何度やっても同じ表現になるようにテンプレ化するという事です。
で、これがある程度できてきたら録音して聴きながら改善ポイントを探す。
ここはもうちょっと大きな声で話そう、だとか
ここは人のセリフを引用した部分だからもっとその人に成り切って話そう、だとか
少しずつ変えながらまた録音して、良くなったのか悪くなったのかを客観的に見るのです。
良くなったなって感じればその表現を採用して、悪くなったなって感じれば前の表現に戻す。
時間の許す限り、テンプレ化⇒改善⇒テンプレ化⇒改善⇒… を繰り返すイメージですね。
これをやった結果なにが起きたか!?
毎回質の高い(と自分で思ってる)弁論を、何度やっても同じようにできる状態になる、つまり高い再現性をもって実力を出せるようになるので、とても自信がつくようになりました。
自信がつくと本番はむしろ楽しいものです。
本番のわたしは、ステージに登壇し、話しはじめの序盤こそ少し緊張していたものの、途中からはとても楽しくなってきてしまって、テンション上がりすぎて途中のセリフをど忘れするくらいでした←
それでも心の余裕があったからか、聴衆を前にしての火事場の馬鹿力というやつなのか、想定もしていなかった言い回しをすぐに思いつき、最後の方には自分の弁論に自分で感動して身体が震えるという状態になりながら、まさに出し切った! って感じで県の大会で優勝することができました。
話し下手で、本番に弱いわたしでも、準備段階で再現性を強く意識したことで、実力を出し切ることができたのです(●`・ω・´●)ドヤぁ
まとめっ!!
はい、それでは簡単にまとめまーす。
要するに、練習は何のためにするかっていうといつでも無意識に同じ手順を同じように再現できる状態になるためにするという事。
完全にやるのは難しいけど、意識するだけでもかなり効果があるし自信もつく。
これを目的に練習するようにすれば、本番力はかなり高まるはず!
以上であるっ!
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