【体験記】元文系クラスの高卒会社員が数学検定1級【理系大学生レベル】を受けてみた!

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数検1級を受けると宣言してから早2カ月。

毎日毎日、会社のお昼休みを利用して、少しずつ勉強を進め・・・

本当に受けてきました!!

数学検定!1級です!

実際どのくらいの日数を数検の対策に費やしたかはTwitterで67日目以前の で見てもらうとして、

今回は数検を実際に受けてみての所感や、受検するときの注意点とかを書いていこうと思います。

1級以外の級を受検する人の参考にもなるかと!

目次

結論→ゼロから平日のお昼休みだけで2カ月で1級は無理

完全に言い訳なんですが・・・

普段からブログ書いて、プログラミングの勉強して、会社で残業して、帰ったら家事やって~

とかやってると、数学の勉強時間を確保できるタイミングがマジで会社のお昼休みくらいしかなくて、

勉強できる日で一日30分とかが限界でした・・・。

で、冷静になって計算してみると、出社が2カ月で40日だとして、一日30分の勉強だと

30分×40 = 60分×20 = 20時間

なわけで、

さすがに足らなすぎる!

前から分かっていたことだけど、何かを身に着けようとしたとき、それなりのまとまった時間を投資してじっくり取り組むっていうのはやっぱり大事。

効率のいい勉強をすればイケるっしょ!って思う人もいるかもしれないけど(いないか?)

そもそも効率いい勉強って、効率よくない勉強をたくさん積み重ねた末にできるようになるものであって、そんな感じの本読んですぐに実行できるって程簡単なもんじゃない。

ただ、一方で一日30分の地道な20時間でも、継続的にやったことで確実に前に進んだことも事実

今回はとりあえず過去問の傾向をつかむところからやり始めて、微積分は必須だなぁと実感し、高校レベルのものすごく基本的なところから復習して、極限やって微分の入り口までは来れました。

要は、亀のような速度でも長期間継続さえできれば確実に力はつくのです。

なので、すごく当たり前な話しだけど

  • それほど忙しくない人は短期集中
  • 忙しくてあまり時間を作れない人は、時間を決めて長期間継続

でいくのがいいと思います。

逆にあまり忙しくないのに長期間継続とかだと、モチベーションの維持が難しそう・・

なので、あえて自分を短期集中で追い込んで、数検にコミットしまくって負荷を上げていくのが良いと思います。

もともと忙しいと、一日30分でも勉強できるのが嬉しくて、継続自体は意外と楽なんですよね。

そうだ! 継続のコツは、自分が忙しい状態追い込まれていることかもしれませんね。

時間がたくさんあると怠けてNetflixとか見ちゃうので!

1級受けるなら微積分と線形代数は必須

これは過去問でわかっていたことだけど、やっぱり大事ですね。

二次試験は2問選択、2問必答の計4問ですが、この必答の方は微積分から1問、線形代数から1問出ました。

今回は選択問題でも1問は線形代数から出題があったので

4問中3問は、この2分野をマスターしておけば解答できて、十分に2次試験の合格基準である6割をクリアできます。

他にも色々な分野から出題してはいるので、試験勉強してるときは迷ったけど、今回受けてみて

四の五の言わず、まずは「微積分」と「線形代数」

この2分野のマスターに注力しようと思いました。

わたしは今回、この必答の2問をどちらも解けませんでした!←

時計と電卓は絶対にもっていこう

たまたま腕時計の電池が切れていて、大丈夫だろうとタカをくくって持っていかなかったんですが、

僕の行った試験会場には時計がありませんでした。

いやぁ、やっちまった

TOEICとかは会場に時計があることが多かったので、完全に油断してました。

当日は退出可能時間(試験開始40分後くらい)と終了10分前はアナウンスされたので、苦肉の策として、そのアナウンスをペース配分に活用しました。

でも、終了10分前を告げられてからは、終了のタイミングが分からないのでやっぱり辛かった!

あとは電卓ですね

これは完全に忘れてしまっていたんですが、二次試験で使います。(一次試験は電卓使用禁止だった。毎回なのかは不明?)

特に統計系の分野の問題を選択して解くときは、あった方が便利かなぁと思います。

計算時間の短縮になるしね!

受検してよかったと思うこと

これは数学を勉強する習慣がついたことですね~

まぁ、数学をやる習慣が付いたからってそれが何の役に立つの?と問われれば

こういう事に役立ちますよ!って具体的に実感していることは今のところ特に無いんですが、

数学ができるっていうのは、英語ができる人が英語でしか得られない情報にアクセスできるように、数式からしか読み取れない情報にアクセスできるようになるものだと思っています!

数学も言語表現の一つであるという考え方ですね。

要は新しい言語を覚えるのと一緒なので、ものの見方に幅が出るようになるというか、自分の世界っていうのは間違いなく拡張するんじゃないかぁ・・

それに、個人的に数学はずっと勉強したくて、

大学には進学しなかったけど、大学に進学した時のために数学の参考書は買い溜めていたので!←

でも、やっぱり社会人になると、なかなか数学やる時間ってとれないもんで

それどころか、ゲームとかもなかなかやる時間なくてゲーム離れしちゃうよね

社会人マジ辛い!働きたくないでござる!!

積みっぱなしでオブジェ化していた数学の本をまた開く習慣ができたのがマジでよかったです!

本当は数検のもっと先にある、ベクトル解析とかフーリエ解析とか偏微分方程式とかテンソルとか色々と勉強したい分野があるので、この習慣をずっと続けていって、このへんもどんどん挑戦していければと思ってます。

数検が落ち着いたら物理もやりたい!

同じく、力学、電磁気学、熱力学、解析力学、相対性理論の本がホコリをかぶっているので・・・

今後の目標(1か年計画)

優先度を考えると今のところ

  1. ブログ
  2. プログラミング
  3. 数学

と、数学の優先度自体は自分の中では割と低い方で、割と低いけど継続はしたい!って感じなので、今後の数学の勉強は細くなが~く続けていくことにします。

次回の数検の受検に関しては、次の10月開催よりは来年の春か夏の開催に焦点を合わせて、準備していく予定。(今のところは、ほぼ1か年計画!)

上にも書いたけど、まずは「微積分」と「線形代数」ですね。これから1年かけて、この2分野を習得していきます。

まとめ

まとめるとこんな感じ!

  • ゼロから短期突破は、数学の勉強に投資できる時間がたくさんないと難しい
  • 数検1級は「微積分」と「線形代数」を最低限マスターしよう
  • 数検を受けるなら時計と電卓は必ず準備しよう
  • 数学の習得で得られるメリットは言語の習得のそれと同じ

以上である!

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この記事を書いた人

6浪したり、フリーターだったり、文系なのにガリレオに憧れて物理を独学してみたり、紆余曲折を経て会社員になった、中二病が治らない30代。「やりたいことが分からない」が分からない。いつも「かっこいい!」と感じる何かに突き動かされて多忙な毎日を送る。

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