勉強が好きになる方法【勉強嫌いを克服した私が、すべての小学生・中学生・高校生に伝えたいこと】

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今回は全国の小学生から高校生まで、勉強のやる気が出なくて困っている人、勉強が嫌いだけど、勉強が好きになりたいと思っている人に向けて、勉強嫌いを克服した私の体験をもとに、勉強が好きになる方法、勉強がもっと楽しくなる方法を伝えたいと思います。

これは、長い人生を幸せに生き抜くためにも、本質的で大切な方法だと思っているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

目次

好きな科目や得意な科目だけ勉強する

もしかして、あなたは勉強をするとき苦手科目の克服をしようとしていませんか?

中には親や先生に、どの教科もバランスよく、そこそこ良い点が取れるように勉強しなさいと言われている人もいるかもしれません。

でも、断言します。

あなたがもし勉強が苦手だと感じていたり、勉強を面白いと感じることが出来ていないなら、
あなたが真っ先にやるべきことは、苦手科目の克服ではなく、得意な科目や好きな科目を徹底的に勉強することです。

そもそも苦手を克服するというのは、かなりの労力を使います。

ちょっとやそっとじゃ出来るようにならないから苦手なんです。

始めは頑張って勉強を続けることもできるかもしれません。

でも、頑張っても中々結果が出ないことを頑張り続けるというのは、かなり難しいです。

難しくて楽しくもない事を頑張り続けるなんて普通の人にはできません。

私も無理です。

ただ、一方で、得意なことは誰でも楽しいと感じるものです。

楽しいから継続できるし、楽しいからもっともっと勉強したくなります。

その結果、得意科目の成績が伸びて自信が付きます。

人は出来ないことや苦手な事があっても、ずば抜けて出来る何かを別に持っていれば心の余裕が生まれます。

苦手科目に手を付けるとしたら、一旦、得意科目の成績を徹底的に伸ばした後のタイミングにするべきです。

私も中学生の頃、成績は下の方でしたが、ある時を境に好きだった理科をひたすら勉強して、それ以降、学校の理科のテストはほぼ満点に近い点しか取らなくなりました。

そこから勉強に自信がついて、数学の成績が良くなって、他の科目もだんだん良くなっていった結果、一番苦手だった英語が入試の本番で3割しか得点できなくても、第一志望の高校に受かることが出来た過去があります。

大切なのは自分の気持ちに逆らわないことです。

時間が限られている以上、本当は嫌だと思っていることや、気分が乗らないことに時間を使っている場合ではありません。

好きなこと、楽しいこと、興味があること、自分の感情を動かすことだけに時間を使うよう心がけましょう。

学校の勉強から一旦離れてみる

得意科目も好きな科目も興味のある科目もありませんという方。いると思います。

そもそもこんな勉強をして将来何の役に立つの?という疑問。

同感です。

数学なんて何の役に立つんだよ!なんて意見もあるあるですよね。

実は、学校で勉強する知識というのは、実社会でもかなり使われてはいるのですが、実用している知識と比べると基礎の基礎過ぎて、それだけでは何の役に立つのかイメージしにくいのです。

野球に例えるならば、実社会で使う知識は野球の試合でホームランを打つためのバットの振り方であり、学校で勉強する知識は、それを実現するための筋トレです。

学校の勉強は、ずっと筋トレだけをしている状態なので、それをどう生かせば本番の試合で活躍できるのか全くイメージが沸かないのも無理ありません。

その証拠に、実社会に出てから、学生の頃もっと勉強をしておけばよかった。と後悔する人や、学生の頃の勉強を学び直す人も多い印象です。

試合に出て初めて筋トレの重要性に気が付いて、筋トレをやり直す社会人が多いということですね。

ちなみにこれは、あなたが勉強に興味を持つための大きなヒントとなります。

あなたが勉強に興味を持てない理由は、おそらく何の役に立つのかも分からない事をやらされているという部分にあるはず。

筋トレに興味が無いのに筋トレを強要されてもうんざりしてしまいますよね。

それならば一旦筋トレなんかは辞めて野球の試合をやってみましょう。

と言っても社会人のように実社会に出て仕事を体験するのは難しい人の方が多いと思うので(できれば最高ですが)、

私はいまやっている学校の勉強のその先を先取りで体験してみることをお勧めします。

例えばあなたが中学生であれば、高校生の勉強の範囲を調べてやってみるとか。

高校生であれば、大学生の勉強の範囲を調べてやってみるとかです。

おそらく難しくてよく分からないと思いますが、今学校で習っている内容が応用された、より高度な内容であることは実感できるはず。

因数分解とか指数関数とか三角関数とか、各単元ごとにバラバラで勉強していた時は無味乾燥に思えて面白くなかった数学も、これらを駆使した微分積分を目の当たりにしたときには、これまでに勉強してきた数学の分野が一気につながってとても興奮した覚えがあります。

点と点が一気につながって、高校で習うべき数学の全体像が見えた瞬間でした。

私はこの全体像が見えたことで、それぞれの点をもっと勉強してみようという気持ちになったことを覚えています。

自分を知る

自分がどんな事に心を動かされる人間なのか?

自分の短所と長所は何なのか?

自分自身の特性をちゃんと把握することは、勉強に限らず、人生を通して常に気を付けるべきことです。

大切なのは無理をしないこと。自分に嘘をつかないこと。

例えば、自分が飽きっぽくて一つのことを長く続けることが苦手なら、飽きてきたタイミングで別の科目を、しばらくして飽きてきたらまた別の科目をという具合に、複数の科目をどんどん回して勉強するとか。

むしろ難しいことに挑戦することこそ燃えるタイプなのであれば、私が言ったように得意科目から勉強するのではなく、一番苦手な科目から攻略するとか。

自分に合ったやり方を模索することが大切です。

生きていると、親や先生や友達やネットなど、色々な人の意見に流されそうになる瞬間が何度もあると思います。

でも、誰かに流されてやる行動というのは心から楽しめるものではありません。

それは勉強も同じです。

誰かに言われたから、というモチベーションで勉強をしてしまうと、それはとてもつまらないものになってしまいます。

何を勉強してもいいので、必ず自分が決めたことを、自分がやりたいタイミングで勉強するようにしましょう。

自分が起点となった行動こそが、心から楽しめることです。

勉強が嫌いなのはダメな事じゃない

いかがだったでしょうか。

まとめると、何を勉強するのかも、どのように勉強するのかも、自分に合ったやり方でやりましょうという事です。

例え怠け癖があっても、長続きしない性格でも、勉強が嫌いであっても、それは決して悪い事ではありません。

それがあなたの独自性であり、あなたの価値です。

それを無視して勉強が好きな人と同じようなやり方で勉強してしまうと、そのやり方は自分には合っていないので上手くいかなかったりします。

先生のアドバイスも親からのアドバイスも私からのアドバイスでさえも、それはアドバイスをする本人にとっては最適な方法かもしれませんが、あなたにとって最適とは限りません。

勉強嫌いなら嫌いなりの勉強のやり方を、ちゃんと自分で考えて、自分で決めてやることが大切です。

誰の意見であっても鵜呑みにすること無く、自分に合っているかどうかを必ず検証する癖を付けるようにしましょう。

検証するというのは、一旦はその通りにやってみて、自分に馴染むやり方かどうか考えてみるという事です。

こうやって自分にとって最適な勉強のやり方を考え抜くことを習慣にできれば、それは単に学校の勉強が面白くなるだけでなく、一生涯使える強力な武器になると私は信じています。

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この記事を書いた人

6浪したり、フリーターだったり、文系なのにガリレオに憧れて物理を独学してみたり、紆余曲折を経て会社員になった、中二病が治らない30代。「やりたいことが分からない」が分からない。いつも「かっこいい!」と感じる何かに突き動かされて多忙な毎日を送る。

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