量か質か←結局どっちも大事だけど優先すべきは量だ!

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受験とか資格とかプログラミングでもなんでもそうだけど、なにか新しいスキルを習得しよう、新しい分野に挑戦しようとしているときって量か質かで悩むって人多いよね。

忙しいし、無駄なことはできるだけしたくないから最小限の時間でできるだけ効率のいい勉強をしたいって気持ち、すごくよくわかるよ!

わかるんだけど、無駄なことしないってなると一歩も前に進めなくなっちゃうんだよね。

それで、やっぱりやらない! ってなってしまったり、まずは効率のいい方法を探す! とか言って下調べに時間ばかりかけて、いつまで経ってもスタートラインにすら立てないっていうのはすごくもったいない。

わたしも完璧主義で、どうしても効率やクオリティを追い求めがちなので、人のことは全然言えないんだけども、それでもやっぱり思うのは、思い立ったらすぐに初めて圧倒的に量をこなすっていうのが一番の近道だってこと。

効率やクオリティっていうのは、量をこなす過程で少しずつ上がってくものなんだってことに気がついた。

今日はそのことについて詳しく解説していくよ!

目次

泥臭い努力を避けて通ろうとしてはいけない

これは完全にわたしの失敗談。

当時、高校を卒業した私はどうしても東大の理科一類に行って物理をやりたかったので、自転車で片道1時間の野球場でアルバイトをして、入学金や受験に掛かる諸経費を稼ぎながら、独学で受験勉強をしていました。

アルバイトをしながらの勉強だったので、受験勉強にあてることのできる時間は限られた時間。

この限られた時間を最大限生かすためには効率のいい勉強をしなくては! と思った私は、書店に入り浸り、効率のいい勉強法について書かれた本や、モチベーション維持のための自己啓発本をひたすら読みまくるという事をしていました。

今の言葉で表現すると、完全に意識だけ高い系ですね!

もちろん、効率のいい勉強法を学ぶこと、それ自体は悪いことではありません。

悪いのは、効率のいい勉強法を学んだだけで、それを試すことをほとんどしなかったこと。

それと、効率のいい勉強法を追い求めてそれについて調べるあまり受験勉強自体にあまり時間を掛けられなかったことです。

地道に英単語を覚えるみたいな受験勉強をやったり、効率がいいと書いてあった勉強法を実際に試してみるみたいな、そういった泥臭いことを避けてきた結果、わたしは6年間浪人しても成績を大きく伸ばすことなく受験を断念しました

今考えると当たり前ですが、いくら時間を掛けて勉強法を学んだり、モチベーションを上げても受験本番に出てくるテスト問題を解く能力を磨く行為、つまりは受験勉強をやらない限りは絶対に受験は成功しないのです。

無駄を受け入れつつ量をこなすことで効率もクオリティも上がる

そんな受験に失敗したわたしでも唯一、めちゃくちゃ成績が伸びた科目が物理でした。

わたしにとって物理は高校で履修していない科目なので、完全に独学だったにも関わらず成績が一番伸びたんです。

というかむしろ履修していなかったのがよかったのかもしれません。

はじめて勉強する科目だったので、買ってきた受験参考書の問題を解きまくったり、ブルーバックスやニュートンといった物理に関する本や雑誌の特集を読んでみたり、ひたすら物理に関する情報を集めることで履修していないというハンデをカバーしようと、とにかく量で攻めたのです。

超ひも理論や相対性理論の特集など、完全に受験の範囲外な特集記事も一見無駄な情報を集めているようだけど、物理を勉強するモチベーションになったり、物理の各分野を俯瞰して全体像を把握するという点ではとても有益なものになりました。

もちろん本当に無駄な勉強、遠回りなこともたくさんしたかもしれない。

でも結局は、はじめての挑戦の場合、何が無駄で何が無駄じゃないかなんて実際に勉強しているうちにだんだんと分かってくることあって、勉強する前から知っている状態なんてありえない。

挑戦に無駄はつきもの。たくさん遠回りしている中で本当に大切な部分がだんだんと分かって来て、それが効率だったりクオリティにつながっていくものなのだと思います。

質を意識しすぎると動けなくなる

もうまさにこのブログがそうなんですが、私が初めて本気でブログを書いてみようと思ったのが2017年の12月とかで、とりあえずサーバーはすぐに契約したんだけど、本当に何書いたらいいか分からなくて、だらだらと1年以上も準備期間に費やしていました。

いま考えると何でもいいからとりあえず書けよ! って思えるんですが、当時はそういうわけにもいかず。。

で、今年2019年の1月になってそろそろ本気の本気で書き始めないと! という焦りの中、とりあえずブログの編集画面を開いて、書いては消し書いては消しの繰り返し。

いくら書いてもナイスな構成にならないし、なんか自分の本当に伝えたいことがこれじゃあ伝わらない気がする~ ってなって、初めの一本目の記事が3カ月たっても完成しない始末。

もうこれは完全に完璧主義が発症した状態。

クオリティは数をこなすうちに上がっていくという原則を忘れ、はじめから完璧という永遠に来ない理想を求めて一生前に進まないという本末転倒な状態です。

そんな中出会ったのが有名ブロガーであるヒトデさん(@hitodeblog)の雑記ブログ。

彼の雑記ブログはとても自由で、のびのびと楽しんで書いている感がすごく伝わって来て、なんていうか初心者が大事なのってまずはそこだよなぁと思えるようになりました。

そこから肩の力が抜けたのか、筆がすいすい進んでなんとか一本目の記事を書き上げることができたのです!(下のやつ)

まとめます!

結論としては、思い立ったら即行動。圧倒的に量をこなそう! 質はやっているうちに上がるものって感じです。以下留意点。

  • 泥臭い努力を避けて通らない
  • 無駄を完全に排除することはできない
  • 量をこなすことで効率もクオリティも少しずつ改善していく
  • 質を過度に意識すると、一歩も動けなくなって本末転倒

で、質が上がったら、質を伴った量が最強だなと思いますね。そこまで行ければ誰も追いつけなくなるんじゃないかな?

以上である!

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この記事を書いた人

6浪したり、フリーターだったり、文系なのにガリレオに憧れて物理を独学してみたり、紆余曲折を経て会社員になった、中二病が治らない30代。「やりたいことが分からない」が分からない。いつも「かっこいい!」と感じる何かに突き動かされて多忙な毎日を送る。

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