多浪して受験に失敗し、大学進学を諦めた人ほど経営者を目指した方がいい理由

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これはあくまで僕の個人的な感想ですが、

多浪して大学進学を諦めてしまった人は、

経営者になるという選択を一度考えてみてもいいんじゃないかと、ふと思いました。

理由は大きく分けて以下の2つです。

  • サラリーマンとして勝つのは修羅の道
  • 多浪出来る人には経営者としての適正がある

かく言う僕も、かつて東大を目指して6浪した結果

派遣会社に正社員として拾われて働いているサラリーマンです。

今は独立することを目指して、ブログ運営とプログラミングとFPの勉強をしています。

今日は、なぜ多浪して受験に失敗した人は経営者を目指した方がいいのか?

上にあげた理由を深堀りしていこうと思います。

目次

多浪して受験に失敗した人ほど経営者を目指した方がいい理由

  • サラリーマンとして勝つのは修羅の道
  • 多浪出来る人には経営者としての適正がある

サラリーマンとして勝つのは修羅の道

いい大学を出て、いい会社に入って~ とよく聞くこのフレーズからも分かるとおり、

日本人のもっともスタンダードな働き方として上がるのは

サラリーマンのイメージがありますね。

スタンダードという事は、みんなが目指しているレッドオーシャンでもあるということ。

競争がかなり激しい世界です。

あえて誤解を恐れないで言うと

この世界で勝ち上がることが出来るのは、一部のエリートのみではないでしょうか?

ほとんどの人は一生平社員として、微々たる昇給で飼い殺されることになります。

仕事よりもプライベートをより充実させる人生がいいという人であれば

サラリーマンとして粛々と働くのもぜんぜん有りな選択だと思いますが、

出世してガンガン稼ぎたい!

という場合は、限りある上のポストを大卒のエリート達と奪い合う必要があります。

しかも、年収も1000万とか2000万とか、

ある程度のところが上限となってきます。

一生をかけて地道に昇進し、定年も見えてきた年齢になって

ようやく1000万とか2000万稼げるポストにつくイメージ。

役員クラスまで出世することが出来れば、さらに上の収入を目指すことも可能でしょうが

更に難易度は上がるでしょう。

サラリーマンとして年収を上げていくというのは、

かけた労力に対する報酬の期待値が小さい選択だと思っています。

多浪出来る人には経営者としての適正がある

一方で、経営者はどうかというと、

起業してしまえば、最初からあなたは経営のトップです。

そして、サラリーマンであれば社内の出世競争というレッドオーシャンに

強制的に放り込まれることになりますが、

経営者は自分がどんな事業をするかで、自ら戦う土俵を自由に選ぶことが出来ます。

しかも、たとえ失敗しても、また別の土俵で再挑戦が出来る。

お金に関しても、事業所得は自分次第で青天井にすることが可能です。

サラリーマンとして大金持ちになった人は聞いたことがありませんが

経営者で大金持ちはたくさんいるのがその証拠。

そして何より僕が主張したいのは

多浪している人はこの経営者としての素質が備わっているんじゃないかという事です。

事業を起こすというのは、そもそもが失敗して当たり前の世界です。

労働者のように、何時間働いたからいくら、と時給が約束されているということがありません。

たとえ毎日十何時間働いたとしても、

結果を出せなければ1円にもならないのが経営者という選択です。

まさに完全歩合制の世界。

並大抵の精神力では、諦めてしまうのも無理は無いでしょう。

一方で、多浪している人は

そもそもが粘り強く、諦めるのが苦手なことがほどんどじゃないでしょうか?

同級生のほとんどは、第一志望に受からなくても、滑り止めの第二志望以下に妥協していく中で、

頑なに自分の選択を曲げなかった結果が多浪というものです。

何回挑戦しても、敗れ続け

何度冬を越しても、挑戦を続ける。

その結果が多浪というものです。

ちょっと頑張って、稼げないからやーめた!

という人はそんなに何回も浪人しません。

多浪できるというのは、それ自体が粘り強く挑戦を続けられるということ。

それは失敗が当たり前の世界で、

事業を創り出すのに大切な適正だと思います。

挑戦してみる価値はあると思います。

経験を積むなら大企業より中小企業

そうは言っても、起業なんて何やったらいいかわかんないし、

もしダメだったときの保険として、

一旦就職をして会社員の経験はしておきたいという方。

独立前提で就職をするのであれば

大企業より中小企業が良いと個人的には思っております。

なぜ大企業より中小企業なのかというと

経験できる業務の幅が中小企業の方が広いからです。

僕も大企業に入ってから気が付いてしまったのですが

大企業というのは、基本的に大きなビジネスの流れの中の、

ほんの一部の仕事しか経験することが出来ません。

社内は完全に分業が進んでいて、役割が明確に分かれているからです。

一方で中小企業というのは、ひとりで複数の仕事を任せてもらえる可能性があります。

中にはたとえ規模の小さい仕事だったとしても

最初から最後まで、経験をさせてもらえることもあるでしょう。

これはいざ独立して、自分で仕事をとって来て、

最初から最後までやって売り上げを上げようと思ったときに、かなり役に立つ経験になることと思います。

僕も、もし次に転職するとしたら中小企業にしようと考えています。

僕の起業戦略。まずは小さく試すところから

ここまでの話を聞いて、既に働いている人が、

よっしゃ起業すっか!

といきなり会社を辞めるというのはあまり得策ではありません。

貯金がたんまりあるのならば止めませんが、

生活を維持するのにもお金はかかります。

現実的に考えると、自分でなにか事業を起こしてもすぐに稼げるわけではないので

いきなり会社を辞めてしまうと生活自体が出来なくなってしまうでしょう。

お金の余裕は心の余裕です。

心の余裕がなくなってくると、冷静な判断が難しくなって

より事業は成功しにくい状態になってしまいます。

じゃあ、やっぱり起業は無理なのか?

というと、そんなことは有りません。

今やっている本業はそのまま続けつつ、

まずは副業で、”小さいコスト”で自分の事業を創る活動を始めればよいのです。

本業で生活費を稼ぎつつ、

副業で新たな収入源を開拓するイメージです。

時間的なコストはたくさん支払うことになりますが、

この方法でいけば金銭的に大きな失敗をすることがないので、何度でも失敗が可能です。

実際、このブログも本業でサラリーマンをやりつつ

副業として始めました。

始めてから1年と2カ月、まだ大きな成果は出せていませんが、

確実に成長している実感は有ります。

ブログ運営は年間の維持費も、レンタルサーバー代とドメイン代で

かかって1万5千円ほどなので、とても低リスクです。

※ちなみに僕はエックスサーバーというレンタルサーバーを借りてます。有名どころ。

ブログ運営に限らずとも、

低コストで本業を続けながら出来る事業は他にも探せばあります。

そういった自分のビジネスを持つという経験をまずはやってみて

失敗して、失敗して、失敗して

経験も積んで、勉強して、

少し成功して稼げるようになったら、

そのお金を再投資してさらにそのビジネスを伸ばすとか

別のビジネスに挑戦するとかで、

わらしべ長者的にだんだんと規模を拡大していく戦略が堅実だと思います。

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この記事を書いた人

6浪したり、フリーターだったり、文系なのにガリレオに憧れて物理を独学してみたり、紆余曲折を経て会社員になった、中二病が治らない30代。「やりたいことが分からない」が分からない。いつも「かっこいい!」と感じる何かに突き動かされて多忙な毎日を送る。

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