サラリーマンや会社員は毎日パソコンで何してるのか【メーカー事務担当が解説】

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漫画とかドラマでよくサラリーマンがパソコンを使って仕事をしているシーン、
けっこう見るけど、彼ら彼女らは具体的にどんな仕事をしているのか?
いまいちピンと来ないって人、いるんじゃないでしょうか。

正直、私も実際に会社員として働き始めるまでは
いまいちイメージが沸きませんでした。

同じ会社員でも、経理事務とかプログラマーなら、
会計に関わることとかプログラミングとかやってんだなって、
何となくイメージできますが、

じゃあその他の会社員は?
となると、ものすごーくフワッとしたイメージしか浮かばないんですよね。

そこで、今回はメーカーの事務仕事を担当して5年目になる私が
具体的にサラリーマンと呼ばれる人たちが、どんな仕事をしているのかを紹介してみようと思います。

サラリーマンの仕事と言っても、ほとんど自分がやってる仕事についての紹介になってしまいそうですが( ^ω^)・・・
出来る限り具体的に紹介するので、ああ、こんな仕事やってる人もいるんだなと、

ひとつの参考にしてもらえれば幸いです。

目次

毎日のルーチンワーク

大抵のサラリーマンには日常業務や通常業務と呼ばれる
毎日やらなければいけない業務があります。

例えば、販売系だと毎日お店を開いて商品を売るだとか
製造業だと毎日ラインを稼働させて商品を作るだとかのルーチンワークが
この日常業務や通常業務にあたります。

それではサラリーマンは毎日どんなルーチンワークをしているのかと言うと
事務職の私の場合は、社内で上がってくる申請書類の確認作業、承認処理が日常業務として
だいたい全体の仕事の6割くらいを占めています。

確認作業と言っても、
内容を確認して、はい承認!! 次っ!!
ってできるかと言うと、そんなことは無く、

内容に間違いがあれば、申請を上げて来た人にメールや電話で正確な内容を確認して修正をしたり、
内容がOKであれば、その案件の担当の人たちに申請内容を連絡したりと、
承認ひとつ完了するまでに色々な作業をやる必要があります。

ちなみに、先ほどは申請書類と言いましたが、
実際には紙の書類を扱うわけではなく、会社専用の承認機能付きの文書管理システムを使います。

なので、仕事はほとんどパソコンを触る事で完結する形になっていて、
朝から晩までずっと、パソコンとにらめっこすることが仕事になっています。

ルーチンワークの周辺業務

上記のルーチンワークで全体の仕事の6割を占めると言いましたが
じゃあ残りの4割は何してるの? ネットサーフィン? ってなりますよね。

でも、実際はそんなことをしている暇は正直ありません。

残りの4割で何をしているかと言えば、
メインとなるルーチンワークの周辺業務をやっています。

具体的に説明しましょう。

問い合わせ対応(電話・メール・チャット)

私の仕事は申請されてきた書類の確認・承認ですが、
そもそも申請書する人が、申請書の書き方が分からなければ、
担当である私に問い合わせが来るので、その対応をするという仕事が生まれます。

問い合わせは電話やチャット来る場合もあれば
メールで入ってくる場合もあります。

朝出社したら何十件という問い合わせメールが届いていることもあるので
一件ずつメールを返して、適切な申請がされるように申請する人をサポートします。

集計作業

Excelなどの集計ツールを使って、申請書の処理が、申請してくる件数に対して、
毎月どのくらいの件数を処理できているのか、などを集計して、グラフにして
同じ仕事をしているチーム内や上司と共有をします。

集計作業で作成したグラフなどは、今後の方針を考えるために使ったり
次に説明する、会議で資料として使ったりします。

会議

チームで月に何件処理するとかの数値目標を立てて
それを達成するために、戦略を考えたりする必要があるので、

定期的に会議を開いて、滞りなく処理が進んでいるか、
滞りがあるなら原因は何なのか、などを会議で話し合って対策を決めたりします。

会議で話題に上がったことや、決定事項は議事録としてまとめ、
チームや同じ部署内で共有します。

業務改善

例えば、最近申請書の処理がめちゃくちゃ滞っていて
その原因が、申請書を書くときに見るマニュアルが分かりにくいことだとすると
分かりやすいマニュアルになるよう、マニュアルの内容を修正します。

マニュアルの内容が分かりずらいと、申請の内容に不備が増えて
それに伴って、こちらが承認するときの確認作業も増えて、
一件を処理するまでにとても時間がかかってしまうから、
マニュアルをわかりやすく書き直す事はとても大切な事なのです。

他にも、Excelでやっている集計作業を一部、
プログラミングして自動化することで、作業時間を短縮したりできると、
よりルーチンワークに時間をかけられるようになるので、チーム目標も達成しやすくなります。

自発的に改善活動をすることもあれば、
会議でどんな改善をするか決まることもあります。

まとめ

まとめると、

まずメインとなるルーチンワークがあって、
そこに月何件処理するかの目標があって、その目標を達成するために、

  • メールやチャット、時には電話で申請する人をサポートしたり
  • 件数を集計してグラフにして、処理状況が見えるようにしたり
  • 会議をして目標達成のためのアクションを決めたり
  • よりスムーズに処理が進むように仕事のやり方や仕組みを改善したり

そんな感じの仕事を、サラリーマンは(というか僕は)主にパソコンを使って毎日やっています!

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この記事を書いた人

6浪したり、フリーターだったり、文系なのにガリレオに憧れて物理を独学してみたり、紆余曲折を経て会社員になった、中二病が治らない30代。「やりたいことが分からない」が分からない。いつも「かっこいい!」と感じる何かに突き動かされて多忙な毎日を送る。

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