起業ではなく、あえてサラリーマンになることのメリットを考えてみた

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「起業」か「サラリーマン」か、どっちにするべきか。

自分の事業を作って伸ばすのが、「お金持ちへの第一歩であることは間違いない」けど、

それでも、「あえてサラリーマンになることのメリット」を考えてみました。

パッと思いつくのは、3つ。

  • 即金性(すぐにお金を稼げる)
  • 安定性(毎月一定の給料が保証されている)
  • 仕事の規模(手っ取り早く大きな仕事に関われる)

それぞれ詳しく書いていきます。

目次

即金性(すぐにお金を稼げる)

今月は金欠で、まじピンチ。

そうだ起業しよう!

とは、ならないワケです。

事業収入というモノは、稼げるようになるまでの初期投資が必須です。

初期投資とは、自分の時間や労力、お金を

一旦は「稼げる仕組み」を作るためにつぎ込むという事です。

そしてコレは超重要な事ですが、

初期投資をして「稼げる仕組み」を作ろうとしたからと言って、

必ず稼げるようにはなりません。

何度も失敗して、何度も挑戦して、

やっと一つ「稼げる仕組み」を作れた!

それが起業というモノです。

ちゃんとお金を得られるようになるまで、

どうしても時間がかかるのです。

一方、サラリーマンになった場合は、

ちゃんと出社して、与えられた仕事をこなせば

必ずお金がもらえます。

起業の場合は、自分が収入を得るための「お金の流れ」を

ゼロから自分自身で構築する必要がありますが、

労働者として雇われる場合は、

会社が既に「お金の流れ」を確立しているので、

そこから労働の対価としてのお給料をもらえるのです。

明日食うためのカネに困っているなら、

雇われて稼ぐのが手堅い選択でしょう。

安定性(毎月一定の給料が保証されている)

先月のお給料は100万円だったけど、

今月は100円しかもらえない…。

そんなことは、サラリーマンには起こりません。

残業代やボーナスの変動で多少は前後しますが、

自分で事業をやる場合と比べれば、その変動はとても小さく済みます。

例えば、同じモノを売る仕事でも、

自分の事業の場合は、一個も売れなければ収入はゼロですが、

誰かに雇われて売っている場合は、一個も売れなくても給料がもらえます。

自分の事業の場合、売っているのは「売り物自体」ですが、

雇われの場合、売っているのは「働いた分の自分の時間」だからです。

なので、フルタイムで毎月約20日間、ちゃんと決まった時間に出社していれば、

「働いた時間分の給料」がきっちり安定して支払われるワケですね。

これはメリットでもあり、デメリットでもあります。

自分の事業であれば、仕事で成果を出せなければ収入はゼロである一方で、

大きな成果を出せれば、出した成果の分だけ収入は増え、上限が無いからです。

安定していない分、成功した時のリターンが大きい。

それが自分の事業を持つという事です。

安定が欲しいのか、飛躍したいのか。

そもそも貯金がゼロで、毎月の生活が成り立たないのであれば、

まずはサラリーマンになって生活の基盤を固めるというのも、一つの手段です。

仕事の規模(手っ取り早く大きな仕事に関われる)

やりたい仕事の種類によっては、

自分の持つリソースだけでは対応できないものがあります。

例えば、××銀行のATMのシステムを開発したい、

〇〇海峡に橋を架けるみたいなビックプロジェクトを担当したい。

みたいな、大きな仕事はブランド的にも、技術的にも、

自分がサクッと起業して、パッと獲得できる仕事ではありません。

冒険を始めたばかりの初期装備で、

いきなりラスボス戦に突入するようなもんです。

でも、どうしても社会に対して、

大きなインパクトを与える実業に関わりたい。

そんな願望があるならば、

やっぱり、サラリーマンになるのが一番手っ取り早いです。

会社に入社するという事は、

その組織のリソースやブランドを借りて仕事をするという事です。

会社には、既に数々の案件を受注し、成功を収めて来た歴史や実績、

また、それによるブランドやコネクションがあります。

これと同じ事を、自分が起業してやろうとした場合、

その仕事をするレベルまでには相当の時間、労力、資金が必要になります。

既にある会社のリソースやブランドを借りて仕事をすることが出来れば、

この部分をマルっと省略できるわけです。

結論:自分の状況や目的によって選択しよう。

結論としては、

  • 自分は何をしたい人なのか
  • 自分が今どんな状況に置かれているのか

を考えた上で選択していくのが良いと思います。

雇われて働くのが気楽だし、定年まで働くのが苦じゃない人にとっては

サラリーマンという選択がベストだし、

自分一人じゃできない大きな仕事を今すぐやりたいっていう人も

既にリソースを持っている会社に所属して働くのが手っ取り早い。

雇われて働くのは嫌だ!

でも、明日の生活にも困っている…。という人は

一旦、即金性と安定性を兼ね備えたサラリーマンになって

生活基盤を確保した上で、小さなビジネスを並行して始める戦略もあります。

最近話題の「副業」ってやつですね。

「サラリーマンによる安定性」と「事業収益による拡大性」のどちらも狙うという

個人的には一番お気に入りのやつです。

専業で起業するよりも使える時間は少ないという

デメリットがありますが、

収入が安定しているので、何度失敗しても

再チャレンジが出来るという大きなメリットがあります。

成功するまで失敗し続けることが出来るというのは大きいですよね。

いずれにしても、

まずは自分の「理想」と「現実」を知り、

その「理想」と「現実」のバランスをとりながら、

少しずつでも「現実」を「理想」に近づけていく作業をすることで、

自分が本当に行きたい場所を目指すとこが出来れば、

面白い人生になりそうですね!

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この記事を書いた人

6浪したり、フリーターだったり、文系なのにガリレオに憧れて物理を独学してみたり、紆余曲折を経て会社員になった、中二病が治らない30代。「やりたいことが分からない」が分からない。いつも「かっこいい!」と感じる何かに突き動かされて多忙な毎日を送る。

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