中学二年を迎えるより遥か昔、創世記の時代から現在に至るまで、
生粋の厨二病であり続けるアラサー社会人が
完全なる独断と偏見で選んだ、かっこいい心理学用語のランキングです。
順位付けの基準はたった一つ。
その言葉の響きで、俺の魂は震えたのか? ただそれだけ。
漢なんてものは魂さえ震えれば、どんな逆境の中でも生きていける生き物なのだ。
なお、楽しみ方は人それぞれ、
創作活動の参考にするもよし、
かっこいいワードに酔いしれ、永遠とトリップするもよしです。
ちなみに、用語自体の説明は割と適当なので、あくまで参考までに。
それでは、いってみよー(/・ω・)/
第10位~第4位
第10位 心理的リアクタンス
何かを選択する自由が外部から脅かされた時に生じる、自由を回復しようとする反発作用
心理学用語「心理的リアクタンス」とは?意味と具体例を解説 – スッキリ
そろそろ勉強しようかな~ と思っていたタイミングで、
親から勉強しなさい! と言われて、
今やろうと思ってたのに、やれとか言うからやる気なくなっただろ!
ってやつですね。
行動を強制されることで芽生える反抗心は
厨二病なら誰もが持っている資質です。
学生の時なら、親や教師や学校にその反抗心が向かいますが、
大人になるまで厨二病を放置すると、
その反抗心は会社や国家権力、世界を裏で操る秘密結社に向かったりします。
世界を変えたいとか言ってるやつ、だいたい厨二病。
第9位 渇き
「心の渇き」とかですね。
この単語のカッコよさはもう中二病真っ盛りのあなたたちには説明不要ですね。
なぜなら、中二病患者の症状として有名なのが「心の渇き」だからです。
中二病であれば、だいたいの人は心渇いてます。
満たされない渇望が常にあります。
それはいつも、リアルと理想のギャップについてです。
この感覚が分かるあなたは、立派な中二病。仲間です。
第8位 ロールシャッハ・テスト
ロールシャッハ・テスト(英: Rorschach test, Rorschach inkblot test)は、投影法に分類される性格検査の代表的な方法のひとつである。被験者にインクのしみを見せて何を想像するかを述べてもらい、その言語表現を分析することによって被験者の思考過程やその障害を推定するものである。
ロールシャッハ・テスト – Wikipedia
これは妄想科学アドベンチャーCHAOS;CHILD(カオスチャイルド)にも登場したあれです。
↓興味がある人はこれを見ればいいかも
何かこういう、精神分析とか心理分析的な話って厨二魂をくすぐられるよね。
第7位 ミドルエイジ・クライシス
「ミドルエイジクライシス」という言葉をご存じでしょうか。人生の中盤に差し掛かり、仕事もプライベートもある程度の経験を積んで、今一度、自分自身を振り返る時期を迎え、今までの自分とこれからの自分の狭間で、「このままでいいのか」と不安や葛藤を抱え、不安定な状態になることを指します。
ミドルエイジクライシスを侮ってはいけない | 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
響きがかっこいい! ミドルエイジ・クライシス!
なんか必殺技みたい。
まぁ、クライシスが付けばだいたい何でもかっこいい説は有るんだけど、
実は日本語訳すると「中年の危機」
一気にダサくなるのが否めない。
でも、横文字にするとかっこいい!
第6位 認知的不協和
認知的不協和(にんちてきふきょうわ、英: cognitive dissonance)とは、人が自身の認知とは別の矛盾する認知を抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す社会心理学用語。アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された。人はこれを解消するために、矛盾する認知の定義を変更したり、過小評価したり、自身の態度や行動を変更すると考えられている。
認知的不協和 – Wikipedia
有名な例として、イソップ物語のキツネとすっぱい葡萄の逸話が知られる。
認知的不協和!!
とても心理学っぽい専門用語ですね!
認知1:厨二病はイタイ
認知2:厨二病はかっこいい
この2つの認知を同時に抱えているのが、認知的不協和の状態で、
認知3(認知1の変更):厨二病はかっこいい
認知2:厨二病はかっこいい
これが矛盾する定義を変更した結果です。
この状態になると厨二病は一生治らなくなります。
第5位 カタルシス
舞台の上の出来事(特に悲劇)を見ることによってひきおこされる情緒の経験が、日ごろ心の中に鬱積(うっせき)している同種の情緒を解放し、それにより快感を得ること。浄化。
Oxford Languagesの定義
わかった! 要は涙活だ!
泣けるアニメ観て、感動して泣いて、気持ちよくなるあれだ!
涙活の結果得られるものが「カタルシス」。
まぁそこまで割り切ってしまうとなんだかカッコよさ欠けるが、
「カタルシス」という単語自体は、なんとも厨二心をくすぐる響きをはらんでいる。
シュタインズ・ゲート最後まで観たらマジで「カタルシス」だったわ~!
とか言ってみたい。
知った気になって使ってみたい。
このドラマ、泣けるよね~! まじで「カタルシス」!
ぱねぇ。
第4位 確証バイアス
認知心理学や社会心理学における用語で、仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。認知バイアスの一種。また、その結果として稀な事象の起こる確率を過大評価しがちであることも知られている。
確証バイアス – Wikipedia
人ってやつは、「見たいものしか見えない生き物」なのさ。
中二病にとって世界ってやつは、必ず黒幕がいて
何気なく流れるニュースの裏側には、何かしら暗躍する組織の意図が絡んでいる。
俺はそんな闇の組織を壊滅させて、世界を救う使命を持っている。
今はまだ一般人だが、覚醒の時は近い。
なぜわかるかって?
夢でそうお告げがあったからさ。
最近異常気象が多いだろう?
組織が動き出した証拠さ・・・。
風が・・・泣いている・・・・。
・・・( ^ω^)
第3位~第1位
第3位 沈黙の螺旋
ドイツの政治学者エリザベート・ノエレ=ノイマン (Elisabeth Noelle-Neumann) によって提唱された政治学とマスコミュニケーションにおける仮説で、同調を求める社会的圧力によって少数派が沈黙を余儀なくされていく過程を示したものである。
沈黙の螺旋 – Wikipedia
そしてこの多数派の同調圧力に真っ向から抗って生きるのが
我々中二病の宿命であり、生きる喜びである。
おっと、熱くなり過ぎたようだ・・・。
第2位 リスキーシフト
リスキーシフト(英: risky shift)とは、社会心理学の用語で、集団の合意形成の過程においては、極端な言動が注目されやすいことにより、危険度が高い(リスキーな)アイディアが賛同を得られやすくなることをいう。
リスキーシフト – Wikipedia
極端な言動・・・って完全に一つ前の俺じゃねぇか!?
やばい、自重しないと!
みんな、同調圧力には従って生きような!
中二病といえども社会の一員。
持ちつ持たれつで社会は成り立ってる。
決して集団の和を乱すようなことはしてはいけないよ。
実社会ではおとなしく、一般人のふりをして
燃える心は仕事や勉強にぶつけよう!
結果さえ出せば、みんな黙るから!
第1位 贖罪の山羊(スケープゴート)
集団内の不平や憎悪を他にそらすため、罪や責任をかぶせられ迫害される人。
Oxford Languagesの定義
贖罪(しょくざい)の山羊(やぎ)と書いて、スケープゴートと読む。
ちなみに、初見のときは山羊(やぎ)が読めなくて山羊(やまひつじ)だと思ってた。←
ていうか、「贖罪」ってやたらかっこいいよね。
書けないけど。
なんか大罪を背負ってる感が厨二心をくすぐるよね。
本当はやってないのに誤解から大罪を背負ってしまって、
そんで、スケープゴートとして迫害を受けるんだけど、
真の力に目覚めて多数派を圧倒するっていう展開。燃える!
まとめ
以上、「厨二病が選ぶ、かっこいい!心理学用語ランキングTop10」でした。
僕は心理学という完全に専門外の分野だったこともあり、
はじめて出会う用語がほとんどで、調べてて楽しかったです!
それでは、最期に今回のランキングをまとめて終わりとします。
第1位 スケープゴート「贖罪の山羊」
第2位 リスキーシフト
第3位 沈黙の螺旋
第4位 確証バイアス
第5位 カタルシス
第6位 認知的不協和
第7位 ミドルエイジ・クライシス
第8位 ロールシャッハ・テスト
第9位 渇き
第10位 心理的リアクタンス
他のランキングもあるので、興味があればぜひ!

コメント
コメント一覧 (2件)
【かっこいい!心理学用語】勉強になります。
「ゲシュタルト崩壊」は、候補に上りませんか・・・
≪…観たらマジで「カタルシス」だったわ~!…≫になれるかもしれない、数の言葉ヒフミヨの絵本を、ゲシュタルト崩壊で眺める。
スービタイズ臍の緒切れてひふみよに
令和4年5月21日~6月5日
射水市大島絵本館
こんばんは!
「ゲシュタルト崩壊」は残念ながら私の琴線には触れませんでしたね~