厨二病が学ぶべき必修科目3選【こじらせた君は理系に進む運命(さだめ)】

おっと君、文系に進もうとしてないか？
悪いことは言わない。理系に進め。

中二病にとって、理系科目は中毒性のカタマリだ。
こじらせてるなら理系。異論は認めない。
きっと幸せになるはずだ。

ん？　なにやら納得いかないって顔だな。
いいだろう。
それならば今宵は、私がたっぷりと理系科目の魅力を語り聞かせてやろう。

なに、気にすることは無い。
私もちょうどシュタインズ・ゲートが開くのを待っていたのでな。
時間を持て余していたところだ。

それではさっそく。
君が勉強するべき理系科目を紹介しよう。次の3つだ。

なんでこの3つかって？
まぁそう焦るな。

今から私が雄弁に語るこの3科目の魅力を聞き終わったとき、
君は既にこの3科目の勉強をやり始めているはずだ。

心して聞くがよい。

物理学は「世界の真理」を探究する学問である

世界の真理なんて、いかにもな感じだろう？
でも物理学者は本気で探している。
世界の構成要素は何か。この宇宙はなぜ生まれたのか。

それこそ素粒子の運動法則から、ブラックホールの性質まで
調べに調べまくって、

この世界は11次元かもしれない。だとか
ブラックホールは時空を歪めている。だとか

中二病も真っ青な超理論を大真面目な顔で語ってしまう。
もう物理学者の方がよっぽど中二病だ。

いや、だって、物理学者なんて
この世のすべてをたった1つの数式で表現する方法を探し続けてるんだぜ？
超中二病だろ。

だけど、その意味不明な数式の羅列はマジでカッコイイのだ。
このランキングで紹介してるからぜひ見てほしい。

他にも、え？ それ絶対中二病こじらせた奴が名前考えたでしょ？
ってくらいこじらせた専門用語が物理学にはある。

興味がわいてきたなら君も物理をやってみるといい。
歓迎する。

「人類未踏の難問」に挑戦し続ける数学の天才たち

数学の世界にはミレニアム懸賞問題という名の難問がある。
次の七つだ。

これらの問題は、クレイ数学研究所によって100万ドルの懸賞金がかけられている。
一問解いたら約1億円ゲットだ。

2000年に懸賞問題として発表されて以来、
約20年になるが、唯一解かれたのは「ポアンカレ予想」のみである。

これらの問題は全体から見ればほんの一部かもしれないが、
世界中の天才たちは、日夜こういった類の難問と戦って、
数学という深淵なる世界をひたすら探求し続けている。

数学と言えば、学校でよく習う二次関数や因数分解。
サイン、コサイン、タンジェントあたりを想像するだろうが、
そんなものは初歩の初歩で、深淵なる数学の世界のほんの入口にすぎない。

数学なんて何の役に立つんですか？
勉強する意味あるんですか？

なんて言っている場合ではない。

数学をやるというのは人類未踏の山に登るのと同じである。
エベレストに登らなければ、見えない景色があるように
数学もやってみなければ見えない世界がある。

山のふもとだけを見て分かることなんて何もないし、
親や教師に聞いたところで、本物の山頂の景色は見えない。

自分の力でたどり着く以外に道はないのだ。

ならば、進んでみるしかないだろう。
見えない世界があるならば、どこまでも追い求めて生きるのが
中二病をこじらせた者としての美学だ。

なお、この記事を見てもらえばわかると思うが、
数学者も割とこじらせた専門用語を考えがちだ。

プログラミングは「ハッカー」の基本素養

中二病といえばハッキング。
ハッカーと言えばプログラミングをはじめとするIT技術に対する深い知識だ。

例えば、ハッカーがよく操作している黒い画面

あれはターミナルといって、コンピュータを動かすための命令コマンドを直接打ち込んで、
コンピュータをマニュアル操作するための画面だ。

それ自体はプログラミングではないが、
まずは第一歩としてプログラミングを学び始めることで、
こういったハッカーの文化に触れる導入となる。

中二病であればプログラミングは、ぜひ学んでおきたい科目だ。

良く分からない？
なら「ブラッディ・マンデイ」か「王様達のヴァイキング」あたりを読むと良い。

ブラッディ・マンデイ

この作品は高校生にして天才ハッカーである主人公が、
自分の持つハッキング技術を総動員して、
日本をテロリストから守るという物語だ。

国家規模の大事件にパソコン一台で立ち向かう姿は、カッコイイ。
自分もああなりたいと思える。

ちなみにドラマ版もある。
自分用にチューニングたLinux（ファルコンOS）をUSBブートして戦う。

イケメンだ。

王様達のヴァイキング

この物語の主人公は、ハッキング以外のことはてんでダメダメだ。
コミュ障だし、頭の回転が速すぎて、話の飛躍が激しい。
その結果だれにも理解されず、孤独だった。

でも、ある事がきっかけで、自分の居場所を見つける。
そして、その天才的なハッキング技術を生かして次々と事件を解決していく。

いつの間にか仲間も増え、国家を守る。
いや、ブラッディ・マンデイも国家守るけど（笑）
王様達のヴァイキングも国家を守る。

基本的にハッカー達は国家を守る生き物らしい。

なお、私がThinkpadとLinuxを好きなのは、
完全にこの漫画に影響されている。

愛用のPCはいつもThinkpadだ。

まとめ

私から伝えることが出来る話はこれですべてだ。
どうだろうか？

勉強してみたくなったんじゃないか？
気になる話が一つでもあったなら、調べてみると良い。

人生はそういう行動の積み重ねで充実していくものだ。

おっと、そろそろシュタインズ・ゲートが開く時間だな。
私はもう行くことにする。

”いつかまた、時の交差する、その約束の日に。
必ず、そのたどり着くべき場所で、再び相見えんことを！”