簿記のネット試験(CBT方式)受けて来たので当日の注意点とかまとめる【体験談】

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簿記の勉強に専念するべく、しばらく更新していなかったけど、この度無事に日商簿記2級合格したので、戻ってまいりました…!

思えば、1月に簿記3級の勉強から始めて、3級は2月の試験で合格し、

そっから簿記面白いかも!となり6月に2級に挑戦するも撃沈。
そこからネット試験で2回リベンジして、2回目にやっと合格することが出来ました!

せっかくなので1級目指して準備を始めたけど、それはまた別のお話しとして、
今回は2回受けたネット試験についてどんな感じなのか、という肌感覚を書いていこうと思います。

試験当日の注意事項とかを中心に書いていくので
これからネット試験受けにいくぜーって方は、是非参考にしてみて下さい。

目次

会場の定員数は少ないと思うので、申し込みは早めがいい

ネット試験といえども家で受けるわけではなく、ネット試験が出来るパソコンが置いてある実施会場に行く必要があります。

実施会場は、私の地域の場合は統一試験のように大学の教室を借りて一斉にやるというよりは、街中のオフィスビルの一角に比較的小さな教室があって、そこで小ぢんまりとやってる感じでした。

なので、試験日の3日前までに申し込み可能ではありますが、絶対的な定員数は少ないことが予想されるので、直前だと希望の日程や会場が埋まっていて申し込み出来ない可能性あるなーと感じました。

実際、私は直前ギリギリに申し込みしようとしたところ、既にいくつかの日程と会場は埋まってて、選択肢が限られました( ̄▽ ̄;)

これらの事から、勉強が納得いくまで終わったら申し込むというよりは、この日までには必ず対策を終わらせると腹に決めて、早めに申し込みを済ませておいてから直前期の勉強に専念するのが、個人的には一番落ち着いて勉強に取り組めると思います。

試験開始時間は結構バラバラ

統一試験であれば、1級は9:00~とか、2級は13:30~とか、一斉にやるので、級ごとに試験の開始時間がある程度一定ですが、ネット試験の場合はけっこうバラつきます。

自分は同じ2級でも16:30開始とか、11:15開始という試験に申し込みました。

会場ごとにも対応している時間帯はバラバラなイメージなので、自分の地域ではどうなのか気になる人は、前もって簿記試験の申し込みの画面で実際の開始時間を確認しておいた方が安心かもしれません。

眼鏡なら防音イヤーマフより耳栓の方がオススメ

会場によっては防音イヤーマフ(防音用のヘッドホンみたいなやつ)を貸してくれるところがありますが、眼鏡の人は眼鏡の耳にかかってる部分と防音イヤーマフが干渉して、しっくりとフィットしない感じになるので要注意。もし耳栓を貸してくれる会場なら、耳栓を借りた方が超無難です。

ちなみに、私はそれぞれ違う会場で1回ずつ受けて来ましたが、最初の会場ではこれらの防音用備品の貸し出しがあり、2回目の会場ではありませんでした。

会場によって運用が違うようです。

どうしても音が気になるという人は、マイ耳栓を持参して、受付けで使用してもいいか聞いてみてもいいかもしれませんね。

直前の見直しは出来ない雰囲気

基本的に会場に到着して受付けをしたら即試験開始の雰囲気になるため、統一試験のように自分の受験番号が割り当てられた机を自分で探して、試験開始までそこで今まで勉強してきたことの見直しをするような時間はありません。

受付後はロッカーに荷物を預けて、電卓などの必要最低限の物だけを持って試験を受ける部屋に案内され、入場することになるので、当日の復習は受付をする前までにすべて済ませておく必要があります。

会場に踏み入れた時には、既に準備万端になっているよう、普段の勉強に励むのがより大切になりますね。

統一試験のようなお祭り感は無い

統一試験はそれまでの勉強の成果を試すべく、大勢の簿記受検者が同日に一か所の会場に集まるため、そこそこの一大イベントになりますが、ネット試験は基本的に小ぢんまりとしているので、ちょっと寂しい気持ちになることも…。

あの高校受験や大学受験のような、独特のお祭り感が好きなら統一試験の方がオススメです。

デスクトップパソコンとテンキーへの慣れが必要

私は別々の会場で1回ずつの受検でしたが、どちらもデスクトップだったので、試験本番で使用するパソコンはおそらくデスクトップです。

普段パソコンを触らない人はもちろんですが、触り慣れている人でも主にノートPCを使っているという人は、デスクトップのキーボードに触り慣れておくのをオススメします。

制限時間のある試験本番で慣れない道具を使うというのは、思っているよりも神経を使う作業です。

私も1回目の受検では入力に戸惑い、かなりの時間をロスしました。

特に、普段左手で電卓を叩いている場合は、右手を使ったテンキーの入力に戸惑います。

可能であれば、デスクトップのキータッチ、特にテンキーを使った数字を入力は練習しておく方がいいでしょう。

文字を入力する場面よりは数字を入力する場面の方が圧倒的に多い印象なので、テンキーはかなり使います。

ペンはボールペンだった

ネット試験の場合、会場では下書き用に計算用紙とボールペンを貸与されます。

普段シャーペンや鉛筆で勉強をしている人は、ボールペンになると間違っても消しゴムを使えないとか、微妙な違いもあるので、試験直前期の1週間くらいはボールペンを使った下書きに慣れておくと安心かと思います。

計算用紙

会場によっては、計算用紙を置けるスペースが極端に狭いときがあるので、半分に折って使うとか工夫すると使い易かったりします。

私が受検で使用した会場は2か所とも、計算用紙は横向きに置くのが精いっぱいな感じでした。

あと、計算用紙は裏表白紙の、おそらくA4サイズのものを2枚渡されますが、足りなくなれば追加してくれると事前説明してくれる会場と、何の説明もない会場がありました。

私の場合は2枚すべてを使い切ることは無かったので、そうそう使い切ることは無いかもしれませんが、気になる人は受付の時点で、計算用紙を途中追加可能か確認しておいてもいいかもしれません。

問題用紙に書き込み出来ないのは結構戸惑う

ネット試験は、年3回ほど実施している統一試験とは違い、問題用紙には書き込みが出来ない試験となるため、例えば、精算表を作成する問題のように問題用紙に直接書き込みしながら解く系の問題は、それが出来なくなるので結構戸惑います。

なので、仕訳を計算用紙に下書きしまくる手法を取るなど、できれば問題用紙自体に書き込みしなくても解けるように事前練習したほうがいいでしょう。

もしくは捨て問として割り切って他で稼ぐか…。

いずれにしても事前に戦略を練る必要はあるかと思います。

ちなみに私は練習する余裕が無かったので、込み入った問題は捨て問になりました…( ̄▽ ̄;)

合否は一瞬で出る

ネット試験は試験終了と同時に自動採点されるので、合否は試験終了とともに一瞬で出ます。

統一試験のように、受かった、落ちた、受かった、落ちた…などど花占いしながら、合格発表の日を待ち望む暇は一切無く、けっこうあっさり終わってしまうので、人によってはちょっと物足りないかもしれません。

合格発表までのインターバルで、受かってるか…落ちてるか…焦らされるのが好きな人は統一試験を受けるか、統一試験しか対応していない簿記1級に挑戦しましょう!

あ、もちろん不合格通知も即レスなので、そういうプレイが好きな人は幸せになれますね。

番外

受付後、荷物を預け入れるロッカーのカギは空いてるのが初期状態(地域差は不明)なので、鍵を渡されてからのファーストアクションで、鍵穴に鍵突っ込んで開けようとすると、逆に閉まっちゃって戸惑います( ̄▽ ̄;)

私はまんまと2回とも鍵閉めちゃって人知れず恥ずかしい気持ちになりましたが、この記事を読んでいるあなたはきっと大丈夫なはず!

ここさえ乗り切れれば、試験にも平常心で挑めることでしょう。

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この記事を書いた人

6浪したり、フリーターだったり、文系なのにガリレオに憧れて物理を独学してみたり、紆余曲折を経て会社員になった、中二病が治らない30代。「やりたいことが分からない」が分からない。いつも「かっこいい!」と感じる何かに突き動かされて多忙な毎日を送る。

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