2021/2/28(日)実施の日商簿記3級の試験、申し込みました。
これでもう逃げられない。
受検するからには、投資(受検料2,850円+Web講座代9,916円=12,766円)に対する
リターンはしっかり回収したいもんね!
断捨離の時は邪魔をしてくる「もったいない精神」も
こういうときの学習意欲向上にはプラスに働きます。
ちなみに、勉強はすでにやり始めているんだけど、
ここで一度、状況の整理というか、
簿記ってどんな試験なのかなっていうのを、一度まとめてみたい思いました。
受けようか悩んでいる人
受けようと思ってる人
これから受けることを決めている人の参考になればいいと思います。
そもそも簿記とは?
財務諸表を作成する技術。それが簿記であり、
財務諸表とは、会社の経営状態をまとめた報告書で、
B/SとP/Lの二つあります。
- B/S(貸借対照表):ある時点の財務状況を表す報告書。Balance Sheetの略。
- P/L(損益計算書):ある期間の資本の増減を表す報告書。Profit and Loss Statementの略。
そして、この財務諸表を作るまでの手順が、超ざっくり説明すると3ステップ。
- 取引の仕訳
- 総勘定元帳への転記
- 財務諸表(B/S・P/L)の作成
日々の取引を適切な分類名称(勘定科目)に振り分けて記録(仕訳)し、
それを総勘定元帳という帳簿へ転記。
総勘定元帳を使って財務諸表(B/S・P/L)を作る。
という流れのようです!
なお、この日商簿記検定試験で扱われる簿記は、
複式簿記というもので、人類最高の発明の一つと言われていて、
はじめて日本に持ち込まれたのは明治時代。
持ち込んだ人は、あの福沢諭吉(一万円札の人)とのこと。
でも、江戸時代には、大阪商人などの間で
独自の複式簿記の技術が用いられていたとかいないとか!
確か、先物取引の発祥の地も大阪だったはず。
大阪すごいね!
なぜ受ける?
一番の理由は、FIREを目指しているからですね。
FIREするにはどうしても、ビジネスで一発当てて資産を増やすことが不可欠。
自分でビジネスをやるという事は、
いずれ自分の会社を立ち上げるか個人事業主になるという事。
そうなるともう、会計の事は無視できない立場になるんですよね。
もちろんそうなったらプロに依頼すればいいんだろうけど、
自分が全く分からないから丸投げというのも、なんか違う気がして、
せめて、簿記3級レベルくらいの知識は持っておいて、
まともな会話が出来るくらいにはなりたいと
最近思うようになりました。
ちなみに、日商簿記3級は実はリベンジ。
以前受けたのは、就活していた頃なのでほとんど覚えてないんだけど、
その頃は、自分のやりたいこともよくわからず、
何となく就活の役に立ちそうだから、くらいの動機で受けて
普通に落ちましたww
簿記3級って巷では簡単な資格って言われてるみたいだけど
ナメてるとちゃんと落ちます!
今回は、目的もはっきりしているので、
しっかり理解して、練習して、
技術としての簿記をちゃんと使えるようになるよう頑張ります!
どんな試験? 申し込み方法は?
私が今回受けるのは、日商簿記検定3級という試験です。
日商簿記検定試験には1級から3級まであり、それぞれ出題範囲は以下の通り。
1級:商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算
2級:商業簿記・工業簿記
3級:商業簿記
こうやって見ると、3級は商業簿記だけで、
2級、1級となるにつれて科目が追加されていくので、
全くの初心者は3級から始めてステップアップしていくのがよさそうですね。
1級に合格すると税理士の受験資格を得られたりするらしいので、
なかなか夢のある資格と言えるかも。
なお、3級の試験時間は120分で、合格基準は70%以上とされています。
出題数は5題以内とのことなので、仮にMaxの5題が出題された場合、
1題あたりに使える時間は24分。
これが多いのか少ないのかは、過去問を解いてみないと分からないけど
すごく余裕という事は無さそうな印象です。
試験本番では電卓かそろばんを使っていいとのことなので、
普段の学習を通して使い慣れておく必要がありそう。
ちなみに申し込み受付は全国の商工会議所で行っています。
公式のWebサイト内で希望受験地の商工会議所を探して、
そこへ申し込むという流れです。
最後に
複式簿記は人類最高の発明の一つ。
と書きましたが、勉強してみると確かになかなかよくできた技術だなと感じます。
財務諸表(B/S・P/L)を作成するという最終目標に向けて
日々の取引の記録から集計までをどのような基準と手順で行えばいいかが
かなり最適化されてる感じ!
普段会社では色々な集計業務をやっているので、
簿記自体の知識だけでなく、「集計手順の作り方」という側面でも
得られるものがありそう。
なんにせよ、せっかく勉強するからには
最後まで楽しんでやり切ろうと思います!
↓続き!
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